サッカー日本代表:ブラジルW杯組み合わせ決定

『サッカー日本代表:ブラジルW杯組み合わせ決定』

 

遅くなりましたが、先日行われた来年のブラジルW杯の組み合わせについて触れたいと思います。家庭の事情で、普段は22時には必ず就寝するのですが、さすがに組み合わせ抽選の様子は録画という気にはならず、LIVEで最後まで見ていました。

 

正直に言えば、なんとまあ地味な組に入ったものだ、というものです。A組ならば他の2国がどこであれ、開催国と同組ということで世界から注目されますし、D組なら文字どおり死の組でしょうし、B、G組も厳しい組になったものの、逆に言えばビッグネームが同居ということで、これまた注目を浴びたでしょう。そういう意味では、地味な国が揃い、といって簡単な組でもないので、中途半端な組に入ったものだと言うことになるのです。

 

 

Gリーグ・組み合わせ

 

A:ブラジル、クロアチア、メキシコ、カメルーン

B:スペイン、オランダ、チリ、オーストラリア

C:コロンビア、ギリシャ、コートジボアール、日本

D:ウルグアイ、コスタリカ、イングランド、イタリア

E:スイス、エクアドル、フランス、ホンジュラス

F:アルゼンチン、B・ヘルツェゴビナ、イラン、ナイジェリア

G:ドイツ、ポルトガル、ガーナ、アメリカ

H:ベルギー、アルジェリア、ロシア、韓国

 

さて、~たら、~ればの話ですが、日本と同じ第3ポットを除いた3か国で、レベルに順を付けてみます。

 

私的には、

B>D>G>A>F=C>E>H

ですかね。つまりレベル的にはやや楽な方ですが、決して簡単な組ではありません。

 

次に、各組の勝ち抜けを予想したいと思います。

 

A組:ブラジル、メキシコ

B組:スペイン、オランダ、

C組:

D組:ウルグアイ、イタリア

E組:フランス、スイス

F組:アルゼンチン、ナイジェリア

G組:ドイツ、ポルトガル

H組:ベルギー、ロシア

 

というのが順当ではないでしょうか。

 

さて、肝心のC組ですが、何度も言ってきたように、日本はコンディションが万全であれば、1位抜けの可能性もあると思いますが、調整に失敗すると、1分2敗でGリーグ敗退も有り得ると思っています。今回は移動距離もかなりありますし、気候の変化も激しいようですので、体調管理が全てだと思っています。

 

コンディション調整さえ失敗しなければ、今の代表選手たちの総合能力は、この組でもコロンビアに匹敵すると思います。外交辞令だとは思いますが、11月に日本とコロンビアの両方と戦ったベルギーの選手の中には、日本の方がコロンビアより強いと発言している者もいました。もっとも、サッカーはそのスタイルによって相性というのがありますから、実力どおりには結果がでないスポーツでもあります。

 

そういう意味で言えば、一番楽観視しているギリシャこそ日本の最大の難敵とも言えるのかもしれません。ギリシャは、もともと堅守、カウンターのスタイルですが、日本に対しては加えて、DFの裏へハイボールを放り込む戦術を徹底するでしょう。そういうことからすれば、技術のコロンビア、フィジカルのコートジボアールより厄介だと言えるのです。

 

また、スコアは引き分けでも0-0や、勝っても負けても1-0というロースコアは無いと思います。3点勝負になるのではないでしょうか。コンフェデ杯でのイタリア戦、11月のオランダ、ベルギー戦のような打ち合いになると思います。というか、今の代表メンバーで戦うとすれば、ある程度の失点覚悟で、攻め抜くしかないのではないでしょうか。今から守備を構築するとなると、新しい選手のを入れるか、守備的な選手を1枚加えなければなりません。ザッケローニ監督自身はそのような決断はしないと思います。となると、、日本は少なくとも2点以上得点しなければ勝ち点は取れないということでしょうね。

 

私の予想は、

 

日本 2-2 コートジボアール

日本 3-1 ギリシャ

日本 2-2 コロンビア

 

と、1勝2分の勝ち点5と見ます。コートジボアールとコロンビア戦は打ち合いになるでしょう。どちらが3点取るかでしょう。ギリシャは欧州予選の失点が4点と堅守ではありますが、同じ少失点だったベルギーから3点奪っています。本番と親善試合、またベルギーとギリシャはスタイルが異なりますから、つまり攻撃的なベルギーと守備的なギリシャは同一視できませんが、初戦ギリシャがコロンビアに敗れているという前提に立つと、日本戦は勝利が義務付けられますから、守ってばかりもいられないことになります。日本の攻撃が通用するのはその点を加味しています。ですから、ギリシャが引き分け以上であれば、日本は苦しむことになります。

 

次回は、決勝Tを展望したいと思います。

 

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サッカー日本代表:反日本サッカージャーナリスト

『サッカー日本代表:反日本サッカージャーナリスト』

私はよく日本サッカーを貶めるジャーナリストを糾弾しますが、の悪口、批判をしたからといって、即時に反日本サッカーだと決め付けているわけではありません。妥当な、納得できる論旨であれば何も問題はありません。

しかし、中には日本サッカーを否定することだけが目的で、論旨も滅茶苦茶な輩がいます。そいつらは、さも実しやかな言葉を並べ立て、それらしく装った記事を掲載しています。でも、よくよく内容を吟味すれば、少しだけサッカーを知っている者ならば、その記事がいかに日本サッカーを貶め、且つなぜだか?(理由はわかっていますが)韓国サッカーを持ち上げていることがわかります。

少し、話を昔に戻します。11月のベルギーとの親善試合ですが、3-1となった残りの約30分。日本はどのように戦ったら良かったと思いますか?。私は、守備を固めて逃げ切り体制に入り、カウンターで得点を狙うのが当然と書きました。間違っていないと思います。ベルギーはこの試合まで、少々下駄を履いているとはいえ、FIFAランクは5位という強豪で、本大会でも優勝候補の一角に挙げられています。優勝候補とはではいかなくても、間違いなくダークホース的な存在でしょう。本大会で日本が必ず対戦するチームと同程度の力量のチームです。

それが3-1などと願ってもないシチュエーションになったのです、逃げ切りの守備とカウンター狙いのテストにもってこいです。日本もそのような戦い方になりましたし(もっとも、意図したことなのか、ベルギーの攻勢に自然とそうなったのかはわからないが)、唯一尊敬する後藤健生氏も同様の記事を掲載されていました。

ところが数名のジャーナリストはその戦い方を批判しました。著名なK・TとS・Sが代表格です。二人ともそれまでと同じ戦い方をするべきだったという意見です。同じ攻撃的な戦い方をして突き放すことができたならば、日本代表は更なる高みに到達できたというのが彼らの主張でした。

なるほど、一見したところ正論のようにも読めますが、はたしてそうでしょうか。ベルギーとの試合は今年の最終戦で、次は来年の3月まで代表の試合はありません。その後、5月に欧州遠征をして2戦するようですが、3月の試合はたぶん日本より格下のチームになる可能性が大で、5月の試合はあくまでも本番に向けての調整試合です。相手チームのレベルも本気度も違うでしょう。

そうであれば、ベルギー戦は実力、アウェー、大観衆の雰囲気とおそらく本大会まで2度と訪れない絶好の機会だったといえるでしょう。本大会を想定すれば、当然私の、後藤氏の戦い方が正論で、K・TとS・Sの主張は一見日本のためを思っての発言のようで、実は本大会で墓穴を掘るように仕向けている発言なのです。

もし、本大会で日本がたとえばイングランドあたりに2-1とリードし、残り15分となったとき、どう戦いますか? 当然守備的になり、カウンター狙いでしょう。そのとき、ベルギー戦での戦い方が良い経験となって活かされるはずです。現に本田は試合後のインタビューでそのような意味の発言をしているのです。K・TとS・Sの、攻撃的に出て3点目を狙えと言っている発言は、日本にそのような経験をさせたくないとも裏読みできるのです。

攻撃的に出ればリスクが大きくなるのは当然で、同点にされる可能性が大きくなります。しかも、それまで日本の守備は崩壊していましたから、それを立て直すという意味でもベルギー戦は絶好の機会だったのです。それをフイにしろなんて、当選した馬券を捨てるようなものです。まさに、サッカーに詳しいはずのジャーナリスとは思えない、信じられない発言ですね。

さて、S・Sというのは本当に糞ジャーナリストですな。
本日、また有名WEBサイトでとんでもない妄想、捏造記事を載せています。本日の深夜
行われるW杯組み合わせ抽選についてですが、さらりと日本代表を貶めています。

まず、ブラジルが第三ポットで当たりたいのは日本だという主張です。たしかにメキシコ、アメリカ、日本の3チームであれば、これは十分有り得えます。ブラジルはコンフェデ杯で3-0、昨年の親善試合でも4-0で日本に勝っているのですから、手の内がわかっているという意味でも日本が一番安心でしょう。ですが、同じポットの韓国を日本より避けたい国だとも言って、さりげなく韓国を持ち上げているのです。

はあ? 今の韓国が日本より上とは・・・・ただの馬鹿? 彼の主張は、ブラジルと韓国との親善試合、2-0でブラジルが勝っているのですが、そのとき韓国が激しい試合をしたので、つまり親善試合とは思えないほど『削って』きたので、ブラジルは戦いたくないと思ってるというのです。どこかの民族のような脳内妄想です。(笑)

そもそも新善試合で相手選手を、あわや故障に追い込むようなタックルや削りなどをする方が非常識で、ブラジルのネイマール選手はそのあまりの酷さに激高し、問題になったほどです。それはともかく、日本だって、他国だって本大会になればそれなりに削るでしょうし、どの国が、本大会で削られるのが嫌だから当たりたくないなんて思うでしょうか。実にご都合主義の御目出度いお頭と言わざるを得ません。

そういえばこのS・Sはなぜか?韓国サッカーがお気に入りのようで、朴智星がいた頃の韓国サッカーは最高だと褒めちぎっていましたね。確かに、日本はその頃韓国に2連敗しましたから日本より上であったことは認めますが、最高とは恐れ入ります。あのサッカーが日本が手本とすべきだとも言っていました。

もう一つ余談ですが、S・Sに言わせると、南ア大会の日本は恵まれた組み合わせだったそうです。準優勝のオランダ、カメルーン、そしてデンマークとの同居が、です。死の組とまでは言いませんが、恵まれてもいない『可も無し、不可も無し』が妥当なところでしょう。ですが、彼の脳内では、日本は恵まれた組み合わせだったのでベスト16に進出できたということらしいです。

南ア大会の成績はともかく、その後の日本はパスサッカーに磨きを掛け、今や世界から注される存在にまでなりました。直近の韓国の対戦でも完勝しています。S・Sは、日本が韓国より強くなると、韓国との比較話題は避け、ひたすら日本の欠点をあげつらっています。私はこのような人物を反日サッカージャーナリストだというのです。

もちろん、ことさら韓国を意識しているのではありませし、韓国と比較する必要もありません。土台、目指すサッカーが違いますし、もう両国にはかなりの実力差があります。中立国で正常な条件で戦えば、4-1か3-0のスコアで日本の圧勝でしょう。実際、札幌では3-0で完勝しています。今は当時よりさらに差が開いています。そうですね。A代表ではありませんが、シドニー五輪の壮行試合が日本で行われ、日本が4-0からお情けの1点を献上し、4-1で勝利したときくらいの差があります。

そのせいか、韓国は日本との試合を避けています。私は反対ですが、日韓戦は両国にとってドル箱であるため、日韓定期戦を復活させました。ですが、韓国サッカー協会は今の実力差では歯が立たないため、国民からの非難を避けるため、例の日本代表のユニフォームに『旭日旗』の難癖を付け、対戦を避けているというのが実情です。そうですね。本田と長友が代表から引退し、実力差が縮まったときに申し出があるのではないでしょうかね。

話を元に戻しますと、私はS・Sのような、韓国に都合の良いときは日本と比較し、韓国の都合が悪くなったら、『かんこく』の『か』も出さないという、まるでどこかの民族のような卑怯な振る舞いが許せないだけなのです。まあ、S・Sがすべて承知の上で、敢えてこのような挑発、妄想記事を掲載しているのであれば、その手に乗った私が馬鹿ということになりますがね。

さてさて、数時間後に注目の組み合わせ抽選です。マスコミはいわゆる『死の組』を騒ぎ立てていますが、私は『死の組上等』だと思っています。勘違いしないで下さい。それでも日本はGリーグを突破できると言っているのではなく、楽な組に入って16強に進出しても、それほどの価値が無い気がするのです。その後、勝ち進んで少なくともベスト8、できればベスト4まで行けば、楽な組に入った意味がありますが、ベスト16止まりであれば、死の組に入り強豪国とのガチンコの勝負が見てみたいと思っています。

 
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サッカー日本代表:W杯組み合わせ考察

『サッカー日本代表:W杯組み合わせ考察』

日本代表のメンバー選考と合わせて楽しみなのが、組み合わせ抽選です。何しろ、組み合わせ次第で決勝トーナメント進出への可能性が左右されるのですから。先にも書きましたが、今回のブラジルW杯はこれまでの大会にも増してこの抽選が重要となります。オランダ、イタリア、イングランド、フランスと言ったこれまで第一ポットにシードのされていた常連国が外れ、代わってコロンビア、ベルギー、スイスなどがシードされたのですから、いわゆる『死の組』が続出するかもしれません。

むろん、シードされたのにはFIFAランクの上位という、それなりの理由があるわけですが、このFIFAランクというのが、少々眉唾もので、開催国のブラジルは予選がないため、国際Aマッチが少なく、現在11位というランキングに甘んじているという現実があります。ブラジルは、コンフェデ杯の優勝を考えれば、私はスペイン、ドイツ当たりと互角かやや上と見ています。

ベルギーやスイスは欧州予選を共に無敗で勝ち抜いているわけですので、実力がないわけではないのでしょうが、どうもイングランドやフランスはともかく、本当にオランダやイタリアより上なのか、と首を傾げてします。とはいえ、ともかく決まった以上はどうにもなりません。

さて、そのポット分けですが、以下になると予想されます。
1.ブラジル、スペイン、ドイツ、アルゼンチン、コロンビア、ベルギー、ウルグアイ、スイス
2.アメリカ、メキシコ、コスタリカ、ホンジュラス、日本、イラン、韓国、オーストラリア
3.チリ、コートジボワール、フランス、エクアドル、ガーナ、アルジェリア、ナイジェリア、カメルーン
4.オランダ、イタリア、イングランド、ポルトガル、ギリシャ、B ・ヘルツェゴビナ、クロアチア、ロシア

第一ポットにシードされなかった欧州国のうち、FIFAランクが一番下のフランスが第3ポットに入れられると予想され、ますます混乱の目が大きくなりました。
まず、グループリーグは欧州を除いて、同じ大陸の国が同じグループに入ることはありませんし、欧州は3カ国が同居することはありません。したがって、スペイン、フランス、オランダという豪華な組み合わせはないのです。

これを踏まえて私なりに、日本にとっての最高、最悪の組み合わせを考えてみたいと思います。あくまでも日本にとってどうかということであり、各国の実力の評価ではありません。日本のサッカースタイル、戦術との相性ということです。各ポットをランキングしてみます。

1.ブラジル、ドイツ、スペイン、アルゼンチン、ウルグアイ、コロンビア、ベルギー、スイス
3.フランス、チリ、ガーナ、ナイジェリア、カメルーン、コートジボアール、エクアドル、アルジェリア
4.オランダ、イタリア、ポルトガル、イングランド、ロシア、B ・ヘルツェゴビナ、ギリシャ、クロアチア。

W杯予選の結果と違うところがありますが、組み合わせの妙もありますので、あくまでも予選は予選とみます。
逆に、日本が入ったポットを他のポットはどう見ているか、当たりたくない順にランキングをしてみると、
2.メキシコ、日本、アメリカ、コスタリカ、オーストラリア、イラン、韓国、ホンジュラス
となります。

第一ポットから見てゆきます。
実力的には、ブラジル、スペイン、ドイツは互角で、アルゼンチンが肉薄しているといったところでしょうが、日本にとってはスペインよりドイツの方が苦手な気がします。おそらく、日本と戦う相手チームは、弱点である高さにつけ込む戦術を採るのではないかと思います。とくに前半はパスを省き、単純にハイボールを放り込んでDFの混乱を誘う。10回に3回は危うい処理をし、そのうち1回は決定的になる。それで、得点できれば良いし、できなくても、怖がってラインが下がれば、中盤との距離ができ、今度はパスが通りやすくなる。しかも、全体が間延びすれば、日本の得意のパスサッカーが機能しなくなるというわけです。したがって、スペインより高さがある分だけドイツを上とみます。後は、日本は南米のチームが苦手だということ、ベルギーには親善試合とはいえ、良い内容の戦いができたということで、このようにランキングしました。

第三ポット

フランスは予選に苦労し、奇跡的大逆転での出場となりましたが、元々実力がある上、このような奇跡を起こした上昇機運にも乗っています。言わば、失うものががないわけで、こういうチームは厄介です。チリは南米ということ、後アフリカのチームは予選を見ていないので正直よくわかりませんが、過去の成績と、選手のネームバリューでランキングしました。エクアドルは南米ですが、ホームがとんでもない高地というアドバンテージがあるので評価を下げました。

第四ポット

前半のオランダ、イタリア、ポルトガル、イングランドと、後半のロシア、B ・ヘルツェゴビナ、ギリシャ、クロアチアでは、天国と地獄のような差があると思います。前半の4チームは第一シード国でもおかしくありませんし、後半の4チームであれば日本は勝てると思います。

第二ポット

両国のW杯予選の結果、また日本のオランダ、ベルギー戦を見たら、日本の方がメキシコより上の評価かもしれませんが、実際コンフェデ杯で敗れていますので、メキシコを上にしました。といっても、他国から見ればこの2ケ国以外はアメリカが少々嫌なだけで、後は安牌だと思っているはずです。

例えば、ブラジル、日本、フランス、オランダとなった場合。
日本:W杯のガチンコで、ブラジル、フランス、オランダと戦えるなんて願ってもないこと。
ブラジル:日本は良いとして、フランスとオランダは厄介だなあ。
フランス:ブラジルとオランダがいる上、なんで日本までが一緒なんだ。気を抜ける試合が一つもない。
オランダ:ブラジルとフランスがいる上、なんで日本までが一緒なんだ。気を抜ける試合が一つもない。
と言った感覚でしょう。

これが死の組ということになるのでしょう。たしかに、ブラジル、フランス、オランダと強豪と言われる国が同居し、おまけにダークホース的な日本が絡んでくる。もしかしたら、日本と引き分けた国が敗退ということになるかもしれないのですからね。でも、よく考えてみれば、ブラジルは力が抜けているし、日本はやや劣っている。つまり、実質はフランスとオランダの争いに過ぎない。

一方で、ベルギー、日本、ガーナ、イングランドになったら、どうでしょう。4カ国ともトップレベルからは落ちますが、この4ケ国に限って言えば、ほぼ拮抗した実力ではないでしょいうか。つまり、三つ巴ならぬ四つ巴の様相を呈するでしょう。最後の最後まで、どこが勝ち抜けるかわからない。極端な話、勝ち点、得失点、総得点で並ぶ可能性もある。まさかとは思いますが、全試合引き分けなんてことも想像してしまいます。こちらの方がある意味『死の組』ではないでしょうか。

さて、日本にとってはその、ブラジル、日本、フランス、オランダという組み合わせが最悪で3戦全敗の可能性が大、反対にスイス、日本、アルジェリア、ギリシャかクロアチアというのが最高の組み合わせで、これなら1位通過も十分有り得ます。もちろん、スイスもクロアチアも侮れませんがね。

個人的には、スペイン、日本、チリ、ポルトガルあたりを願っています。これまであまり対戦していない国で実力のある国との試合が見てみたいですね。これだとグループリーグ敗退の可能性が大のように思えますが、案外良い戦いをするのではないかと期待しています。何度も言いますが、日本はコンデションさえ万全であれば、ほとんどの国とは良い戦いができると思います。そして、少しの運があれば勝利することができると思っています。

唯一、勘弁して欲しいのがホームでもあるブラジルですが、ただそのブラジルでさえ、私は箸にも棒にもかからないということはないと思っています。なるほど、ブラジルには親善試合で0-4、コンフェデ杯で0-3と完敗していますが、内容的にはスコアほどの差がないと思っています。野球に例えて恐縮ですが、同じ0-5で負けたとしても、初回に2点、4回に2点、7回に1点取られて0-5で敗れるのと、7回までは0-0で進み、8回に3点、9回に2点失って0-5で敗れるのとでは大きな違いがあります。前者は完敗、後者は惜敗または善戦です。

日本とブラジルは後者だと思っています。誤解しないで下さい。終盤に失点して敗れるという意味ではないですよ。
あくまでも内容です。例えば、コンフェデ杯でのイタリア戦と昨年のフランスとの親善試合ですが、結果は逆ですが内容はイタリア戦の方が良かった。あるいは、コンフェデ杯でのブラジル戦の方がフランス戦より良かったかもしれません。もちろん、フランスがブラジルより強いということではありません。まあ、相性ということですかね。
あるいはブラジルは、日本に好きにさせてくれただけかもしれませんね。

サッカーの試合は、スタッツ、つまりボール支配率、シュート数などに差があっても通用している場合もありますし、スタッツが互角でも絶望的に差が明確なこともあるのです。私は、それこそ少しの運があればブラジルとは勝てるとまでは言いませんが、引き分けに持ち込むことは可能だと思っています。あまりに過大評価でしょうか?

注目の抽選会は、日本時間の12月7日、深夜1:00からです。あー、なんとも楽しみです。

余談ですが、昨夜BSの『サッカープラネット』という番組をみていたのですが、出演していた元日本代表の奈良橋晃氏が、非常に痩せていて驚きました。まさか、ご病気ということはないでしょうね。心配しています。



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サッカー日本代表:W杯代表メンバー選考

『サッカー日本代表:W杯代表メンバー選考』

 

早いもので、今年も残り1ヶ月と数日となりました。よく言ったもので、本当に年を重ねるにつれて一年の過ぎ行くのが早くなっていっている気がします。

誰が言ったのか忘れましたが、子供の頃は人間として未知なるものに接する機会が多く、脳に新鮮な情報が刻み込まれるため、時間が長く感じられるのだそうです。たしかに、幼稚園、小、中、高、大学と常に環境が変っていくため、脳が刺激を受けるのでしょう。

 

ところが就職すると、海外勤務の多い商社マンなどの一部の例外を除けば、日々自宅と会社の往復が中心で、何の変哲もない日々を繰り返すことになります。それでも若い頃は、出世を目指して一所懸命に仕事に励んだかもしれませんが、中年になり先も見えてくるとそういう精神的な張りも薄れていってしまう。

 

かく言う私は、家庭の事情からほぼ毎日自宅に籠りっぱなしの日々を送っていて、外出するのは母の定期検診の付き添いで、毎月1度病院を訪れるのと、数ヶ月に1度、古くからの友人と酒を飲み交わす事ぐらいですので、それこそ一年の経つのが早いのを実感しているというわけです。

 

世間では、早くもクリスマスイルミネーションの話題が報じられていますが、この季節になると、オヤジどもは夜な夜な酒場へ繰り出し、クリスマスソングでも歌うのでしょうなあ。会社勤めをしていた頃は私もそのくちで、特に好きな曲だったのが、

 

『ゆっくりと12月のあかりが灯りはじめ、

慌ただしく踊る街を誰もが好きになる・・・・・』

 

のフレーズ。そうです。B’zの『いつかのメリークリスマス』ですが、この歌詞の通り、実は私は今の季節が一番好きなのです。それこそ子供の頃は、冬休みに入り、クリスマス、正月と楽しい行事が続き、胸を躍らせたものですが、行事そのものよりもそれまでのわくわくしていた期間が楽しかったものです。

 

他で例えるなら、いちごのショートケーキのいちごを最初に食べるか最後にするかと言われれば、私は最後に食する派ということでしょうか、本当の楽しみはとって置きたい派ということです。

 

前置きが長くなりましたが、というわけで来年のブラジルW杯まで、残り約半年余り、参加32ケ国も決まり、私にとっては、これからが楽しみな期間ということになるのです。来年3月まで代表の試合はないので、少しもの足りませんが、しかし海外のクラブで活躍する選手が多くなり、Jリーグのオフシーズンでも代表選手の試合が見られるという幸せな時代となりました。

 

さて、楽しみの一つが代表メンバーの選考で、私なりに代表23選手を選んでみました。もちろん、怪我人が出ないという前提です。GKが3人ですので、基本的に各ポジションに2人ずつと考えます。ただ、日本代表の基本フォーメーションが4-2-3-1ですので、これだとFWが2人になりますので、2列目と合わせて8人とします。

 

FW:オランダ、ベルギー戦の活躍で、柿谷と大迫は当確でしょう。

OMF:本田、香川、岡崎が当確。清武も可能性が大でしょう。

DMF:遠藤、長谷部、細貝、山口が当確で決まりでしょう。

SB:長友、内田が当確、左右SBが熟せる酒井高が可能性大といったところでしょう

か。酒井高はベルギー戦の緩慢プレーの汚名挽回にため、所属クラブでの高パフ

ォーマンスが必須です。

CB:吉田、今野が当確です。

GK:川島、西川、権田が当確です。

ここまでで、当確と可能性大を合わせて18人ですので、残りは5人となります。

 

まず、終盤どうしても点が欲しいとき、飛び道具が必要となります。高さ、速さ、上手さ、つまり個人で局面を打開できる選手です。そうなると、高さではハーフナー、速さでは宮市、上手さでは乾ということになります。そしてもう二人、これまでFWの柱だった前田と復調した感のある宇佐美。この5人から2人が選ばれるでしょう。順当であれば、ハーフナーと乾だと思っていますが、柿谷と大迫を2列目で起用できれば、案外清武が外れて、前田か宇佐美が当確するかもしれません。

 

もっとも、この二人とくに宇佐美はさらなる大幅上昇が必須条件ですが、香川、柿谷にも匹敵する潜在能力からすれば、精神面の改善も伴っているというのを条件に、一発大逆転当確があっても不思議ではないと思います。このところの清武は決して悪くはありませんが、インパクトに欠けているのも事実ですからね。

 

問題はDF陣ということになります。

高さが欲しいので、吉田の控えで栗原か森重のどちらかと、今野の控えでSBもできる伊野波が当確でしょう。残り1人ですが、酒井宏と栗原と森重で外れた方の天秤となるでしょう。酒井宏の優位点は、183cmの高さがあるので3バックにしたときの一角が担えるということ。栗原か森重は、対戦相手によっては今野の代わりに先発が担えるということです。ですが、私としては是非、中澤か闘莉王を選んで欲しいと思っています。できれば闘莉王を・・・・。攻め込まれ、守備一辺倒になったとき、精神的な支柱が必要だと思うのです。吉田、今野では仲間を鼓舞するイメージがどうしても湧きません。

 

言うまでもなく、南ア大会で日本が好成績を収められたのは、ハイボールのほとんどを中澤と闘莉王が跳ね返していたことも大きな要因でした。今の日本代表はベルギー戦での2失点目でもわかるように決定的に高さに弱い。闘莉王が入れば、かなり改善されますし、しかも闘莉王は得点力もあります。終盤の相手のパワープレーへの備え、あるいは点が欲しいときの前線への配置と使いどころには事欠かないと思います。

 

もう一つ、彼はブラジル出身です。モチベーションも然ることながら、スポーツイベントにはマスコミが好きな『物語』も必要でしょう。何とか彼を選んで欲しいものです。

私は、案外原博美強化技術委員長あたりが、ザッケローニ監督に助言、推薦するのではないかと秘かに期待しています。サプライズは闘莉王だと・・・・。

 

結局、順当であれば、

FW:大迫、柿谷、ハーフナー

OMF:本田、香川、岡崎、清武、乾

DMF:遠藤、長谷部、細貝、山口

SB:長友、内田、酒井高、酒井宏

CB:吉田、今野、森重、伊野波

GK:川島、西川、権田

でしょうが、

 

わたし的には

FW:大迫、柿谷、ハーフナー

OMF:本田、香川、岡崎、清武、宮市

DMF:遠藤、長谷部、細貝、山口

SB:長友、内田、酒井高、酒井宏

CB:吉田、今野、闘莉王、伊野波

GK:川島、西川、権田

であって欲しいと願っています。技術、速さ、高さのバランスが良いと思うのですが、どうでしょうか?

サッカー日本代表:11月欧州遠征・ベルギー戦

サッカー日本代表:11月欧州遠征・ベルギー戦

まあまあ、すがすがしい朝を迎えた。このような朝は、2020東京五輪招致成功の朝以来だろうか。

 

まず、今朝のベルギー戦の条件を確認しておくべきだと思う。

ベルギーがコロンビア戦から中4日とW杯本番同様、休養十分なのに対して、日本はオランダ戦から中2日だということ。

ベルギーはホームでしかもコロンビア戦に0-2で敗戦しており、W杯の第一シード国としては2連敗はできないという状況だったということ。

夜の試合で会場は満員だったということ。

つまり、ベルギーは無様な試合はできないから、限りなく本気で臨むだろうし、日本は体力的な問題が浮上するということになる。

 

コンフェデ杯のときも書いたが、日本の最大の懸念はコンデションである。怪我は仕方がないが、体力面でどれだけ余力があるかに尽きる。身体能力に劣る日本は1対1に弱いため、数的優位を保つ必要がある。それを90分間持続させるためには無尽蔵のスタミナが必要となるわけで、したがって1にも2にも3にもコンディションが重要視されるのである。もっとも、今回の2戦は親善試合なので交代人数が多いわけだから、中2日といえども額面通りのハンディではないが・・・・。

 

さて試合だが、日本はメンバーを大幅に替えて来た。酒井宏と森重は高さ対策なのだろうが、連携的に香川、柿谷、川島は問題ないとしても、両酒井と森重は懸念されるという新たなハンディを加えてのスタートとなった。

 

序盤はほぼ互角だったが、15分にとんでもないミスから失点する。川島も飛び出しも軽率な判断ミスなら、酒井高の不注意も、敗戦であれば大戦犯ものだった。満員の大歓声の声に指示が聞こえなかったというのは言い訳にならない。後方を確認していない緩慢な動きだった。

 

その後は、フィジカルに任せたベルギーがやや攻勢だったが、日本も徐々に落ち着きを取り戻す。経験の足りないメンバーも慣れてきたのか、日本の攻撃にリズムが生まれ始めた。

そして、37分に柿谷のゴールが生まれた。得意の足元の技術ではなく、ヘディングというのが味噌だが、DFに挟まれながら上手く離れた柿谷の動きも秀逸なら、酒井宏のクロスも絶妙だった。

 

後半は遠藤と岡崎が入り、開始早々から優位に試合を進め、8分に本田、18分に岡崎のゴールが生まれる。本田は遠藤のパスから、相手DFを交わして何と右足でのゴールだった。代表選では初めて?らしい。岡崎は柿谷のダイレクトの浮き球を、岡崎が上手くコントロールショットしたものだった。日本の3点は、いずれも見事な流れからの得点であり、日本のレベルの高さを証明したものだ。

 

この試合で柿谷が1G1Aと、オランダ戦の大迫の活躍に匹敵する働きを見せたことで、この二人の切磋琢磨はさらなるレベルの向上に繋がることが期待できる。また、チームとしては、この2戦、メンバーが入れ替わっても、連携に支障が少なく、一定のレベルを保つことに成功し、全体の層を厚くしたのが最大の収穫だろう。なにせ、インテルの長友、シャルケの内田という両SBを温存してこの内容なのである。

 

3-1となってからの残りの30分だが、日本にとっては逃げ切り、そしてダメ押しのカウンターからの一発を狙いという、願ってもないシチュエーションとなった。ベルギーは次第に日本の弱点である高さを狙った攻撃を仕掛けてくる。これは当然のことで、W杯本番でも十分考えられることだ。

 

CKから1失点したが、何とか逃げ切って3-2で勝利となった。このベルギー戦、先のオランダ戦ほど内容的に圧倒したわけではなかったが、冒頭の条件からすれば十分に価値のあるものである。しかも勝ち切ったというところに意味がある。

冒頭で、『まあまあ~』と断りを入れたのは、高望みだとわかっていながらも、できれば3-1以降を無失点に抑え、逆にカウンターからダメ押しの点を入れ、4-1のスコアで終われば、95点だったという思いからだ(-5点は失点のシーン)。これはさすがに欲張りすぎで、今日の試合は85点は付けられる。(セルジオ越後氏なら、65点ぐらいか…笑)

 

11月の欧州遠征は実りの多いものとなった。10月のセルビア、ベラルーシ戦がなんだったのか思えるくらいだ。ただ、前にも書いたが、10月は日本のバイオリズムが底辺にあったのではないかということと、贅沢なのかもしれないが、この両国では日本選手のモチベーションが上がらなかったということもあったのかもしれない。対してオランダ、ベルギーは相手にとって不足なしという要素もあったと思われる。

ただ、4試合とも先制されたというのはいただけない。まあ、0-2から追いついたオランダ戦、0-1から逆転勝利したベルギー戦は日本の底力を証明した形にはなったが・・・・。

 

ただ一つだけ忘れてはいけないのは、親善試合は互いに自分たちの良いところを出そうとするサッカーだが、W杯本番は相手の良いところを消すサッカーをするということである。日本の良いところ、つまりパス交換を封じるようなプレスを掛けられたとき、それを掻い潜ってパスサッカーができるかどうかだろう。

さて、そのW杯本番だが、12月6日にドローが行われるのだが、今回はいわゆる強豪と言われ続けて来たイタリア、イングランド、オランダ、フランスといったビッグネームに代わり、ベルギー、スイス、、ウルグアイ、コロンビア(実力がないと言っているのではなく、あくまでもネームバリューのこと)が第シードになる。

 

ということは、日本はブラジル、オランダ、ガーナという最悪の組み合わせになる可能性と、スイス、アルジェリア、ギリシャという最高(失礼)の組み合わせになる可能性があるということになる。当然、日本と同じポットに入る他のアジアの国々、北中米の国々も同様であり、ブジル大会はこれまでにも増して組み合わせの妙が大きく影響する大会となりそうだ。

 

第一シードに入るのには、それなりの実力があるわけで、上記の4カ国が弱いというわけではないが、それでも名前に臆するということはなくなるし、4カ国のうちウルグアイ以外は、大きな大会では何というか、試合運びの安定感に欠けるという気もする。つまり、実力を発揮できないままあっさり敗退してしまう危惧がある。

 

最後に、このオランダ、ベルギー戦の結果と内容に対して、ケチばかりをを付けるような記事があれば、それはもう反日本サッカーというしかないだろう。所詮親善試合だ、などと宣う輩がいれば、そいつはたかが親善試合のはずのセルビア、ベラルーシ戦を酷評しているはずだ。同じ親善試合なのに、負ければ酷評し、勝てば(善戦すれば)、相手が本気ではないなどと評する奴は、日本サッカーを貶すことだけが目的の輩である。

その心積もりで記事を目にしよう。

 

 

 

サッカー日本代表:11月欧州遠征オランダ戦

『サッカー日本代表:11月欧州遠征オランダ戦』

まず、スターティングを代えた意味がわからない。

あまりに固定化したスタメン批判に応えたのだろうか。だとすれば、あまりに短絡すぎる。

メンバーを試すなら、セルビア、ベラルーシ戦ですべきで、オランダ、ベルギー戦はそれこそ日本のベストメンバーで臨むべきだったと思う。

 

まあ、川島、柿谷は納得しないわけでもないが、遠藤と香川は解せない。ともあれ、試合内容は予想したとおり、先の10月に2戦より良かった。

 

序盤は日本の攻勢だった。最初から全開の日本に対して、オランダは様子見だったので、

そうなったのだが、その時間に得点できなかったのが、その後のミスによる失点につながってしまった。これはいつものパターンで相変わらずである。

 

前半5分の山口のシュートだが、無理を承知で言えば、同じ右足で蹴るなら、シュートフェイントを掛けて、DFを交わしてからシュートできなかったのか。そのあたりが世界レベルとの差だと思う。

内田のミスは弁解できない。中央エリア付近であればまだしも、ペナルティエリア付近であのヘディングはない。ブンデスリーグで世界レベルのクラブ、選手と戦っているはずであるから、その彼がこんなミスを犯すようでは戦えないということになる。

 

オランダの2点目は、ロッベンの個人のレベルの高さから生まれたものだので、どうにもならないだろう。その後は膠着状態が続いたが、前半44分に待望の得点が生まれたのだが、高い位置でのボール奪取から、1本のスルーパスで、大迫のダイレクトシュートだった。これは長谷部の好パスに応えた大迫の見事なシュートに尽きる。これまでだと、大体がキーパー正面か、ポストの外になったのだが、きっちり枠の隅に打ち込んだ。ダイレクトシュートだけに余計価値がある。

あえて、難癖をつければ2-0となってオランダが気を緩めたとも言えなくはないが、前半終了間際であれば、2-0で終わりたいとの意思があるであろうから一概にそうとも言い切れず、十分に価値があると思う。

 

選手交代も含めて期待の持てる後半になったのだが、後半開始から香川と遠藤が入った。

しかも遠藤は長谷部に代わってだったので山口を試すという点でも良い選択だと言えた。

後半開始、決定的に近いピンチがあったが、その後は日本の方が攻勢だった。本田のぽスト直撃、香川の個人技、長友のシュートといい形があったが、得点できない。高い位置でボール奪取に成功していたし、セカントボールも拾えていた。

また、得点できず、流れがオランダに渡るのかと思いきや、オランダはコンディションが悪かったのか、動きが止まってしまった。ために、日本が押し込み、オランダはカウンタターを狙うという展開になった。

 

そして本田の得点が生まれた。これは遠藤の大きなパスから細かいパスを繋いでの見事な得点だった。大迫は1得点1アシストと先発抜擢に見事に応えた形である。これで、前田に取って代わる存在に浮上した。

 

ただ、あえて注文を付ければ、ややパスミスが多い。細かいことをやり過ぎる嫌いがある。オランダの今日の調子から言えば、決定的なミスにはなっていないが、細かいパスを繋ぐ場面と大きな展開をする場面のメリハリが重要だと思う。これは改善すべき点であろう。

 

2-2となってオランダがエンジンを掛けてきてどうなるかと思っていたが、それからしばらくの間も日本の攻勢が続く。香川の個人技のシュートもキーパーの攻守あって得点できなかった。

 

残り20分を切って、ここからは正念場となる。オランダも勝ちに来ているし、日本のスタミナも心配になる。そして32分、決定的なシーンが訪れたが、柿谷が外してしまう。大迫の活躍から見れば、また柿谷の能力からすれば、いや誰であっても代表レベルであれば、外してはならないシーンだった。厳しいようだが、これを決めれないのであれば、柿他には代表には残れないだろうし、残っても控えに甘んじることになるだろう。評している選手だけに残念だった。

 

結局、2-2の引き分けとなった。

これをどう見るかだが、内容は日本の方が良かった。オランダの状態も疑問視されるが、それでも、特に後半は遠藤の長短のパスがリズを産み出し、選手間の距離も良かった。スタッツも良いし、10月の欧州遠征に比べれば、格段に良い内容だった。ただ、いつも言われることだが、今日の内容であれば4-2で勝てた試合である。少なくとも、~たら、~ればではなく、柿谷の決定機逸が大きかった試合だった。

 

さて、次戦はベルギー戦だが、このベルギー戦こそ日本の真価か問われる一戦だろうと思う。オランダに比べるとネームバリューは無いが、近年急激に力を付けて来た実力国で、オランダとも遜色がない。プレミアリーグに所属する選手が11人もいるし、新興国だから、たとえばブラジルやオランダのように日本を見下すこともないと思われる。

つまり、ホームでもあるし、真摯に日本に向かってくるだろう。したがって、ベルギー戦こそが来年のW杯を占う上で最重要な一戦と言えると思う。楽しみな一戦である。

 


サッカー日本代表・10月欧州遠征

『サッカー日本代表・10月欧州遠征』

遅まきながら今月の欧州遠征についてですが、大まかな感想を言えば「日本の代表によくあるパターンで負けた」ということですかね。
セルビアもベラルーシもW杯予選敗退国ですが、両国の実力は違います。私はセルビア戦は引き分け、ベラルーシ戦は勝利と予想していましたが、結果は2戦とも敗れました。

両試合に共通するのは、ボール支配率が60%を超えながら、カウンターに沈んだということでしょう。まあ、昨年のフランス戦の逆になったわけですが、それはともかくA代表だけでなく各世代に見られる試合内容です。U-17W杯の決勝T1回戦のスウェーデン戦が、さらにその傾向が色濃い試合でした。

もう少し細かく見ていきますと、期待の柿谷ですが、ほぼ初めての本格合流にしては連携が取れてはいますが、さすがに前田との関係のようには行きません。そもそも、これまでの代表のFWは前田でしたが、彼は万能タイプであり、DFの裏へ飛び出すタイプではありませんし、ハーフナーは完全なポストタイプです。これまで、裏への飛び出しの形はほとんど試していなかったのです。(2列目の追い越しはありますが・・・・)

つまり、今柿谷と模索している形は、ほとんど初めての試みです。しかも、柿谷自身も広島の佐藤寿人のように純粋な抜け出しタイプではなく、前田のように高度な技術に裏付けられた万能タイプです。前田より、やや裏への抜け出しが上手いという程度でしょうか。前にも書きましたが、私は、柿谷は2列目またはセカンドタイプのFWが適性だと思っています。ともかく、このまま柿谷の1トップで行くのであれば、彼の能力の高さに期待し、あと半年でなんとか高度な連携が取れるようになることを期待するしかありません。

しかし、DFは相変わらず低調ですね。このまま吉田と今野の固定でいくのでしょうか。DFだけでなくザック監督が本格的にメンバーを変更、テストしたのは柿谷だけという、なんという膠着ぶりでしょう。これを不安視する評論家諸氏、解説者は少なくありません。
中には監督交代を声高に叫ぶ者もいます。私は監督解任には反対でしたが、少なくともコンフェデ杯以降はもっとダイナミックに選手をテストすると期待していましたので、ガックリ感が強いのも否定できません。

サック監督の解任論、代表選考の是非はともかく、話をチームに戻しますと、この2戦の丁重なパフォーマンスを好意的に捉えれば、何事にもバイオリズムというのがありますから、この時期は低調の方が良いのかもしれないということですか。今年一杯低調で、年明けから上向き始め、6月にピークを迎える。そういう風に捉えることもできるでしょう。
ただ、11月のオランダとベルギーとの2戦は楽しみで、案外良い内容を見せるような気もします。

サッカー日本代表:人生を分かつもの

『サッカー日本代表:人生を分かつもの』

すでに御存知のように、元日本代表の前園真聖が酔ってタクシー運転手に暴行したため、現行犯逮捕されました。この報に触れたとき、私はああー、と思わずため息を漏らしました。

人生とは無常なもので、ときに非情でさえありますね。このブログの『遅れて来た天才・柿谷曜一郎』でも書いたように、柿谷と香川を分けたものは間違いなく『精神性』でした。
弛まぬ努力を続けた香川と練習に遅刻を繰り返した柿谷。クルピ監督をして『才能は香川以上』と言わしめた柿谷の成長を阻んだのは精神力でした。

もう一つ、今や日本代表の中心である本田圭佑と家長明博。この二人の明暗を分けたものは何だったのでしょうか。この二人、G大阪ジュニアユースで同期、同年齢です。しかし、本田はユースへの昇格試験に落ち、星稜高校へ進学するのです。一方、家長はクラブの期待を一身に受けトップチームへと昇格します。

しかし、その後の二人はどうでしょう。星稜高校から名古屋へ入団した本田は、その後オランダへ渡って躍動し、W杯南ア大会の大活躍へと繋がりました。対して家長はそこそこの活躍はしますが、代表招集も滅多になく、スペインのクラブに移籍したとは言え、目立った活躍はありません。もう二度と代表へも呼ばれないでしょう。
この二人に関しては、特段家長の方に落ち度が有ったとは思いません。むしろ、本田が異常なまでの精神力の持ち主だったと言えるでしょう。

さて、翻って前園です。彼と比較するのが中田英寿です。二人はアトランタ五輪のブラジル戦、いわゆる『マイアミの奇跡』を起こしたチームの中心でしたが、貢献度から言えば、断然前園が上でした。ブラジル戦に限ってのことではなく、前園は久方ぶりの五輪出場の大立役者でした。五輪出場の懸ったサウジアラビア戦での2ゴール。いまでも戦慄に記憶しています。

アトランタ五輪後、二人は一気にスターダムにのし上がります。TV番組、コマーシャルとメディアへの露出が増えていきました。さて、その結果はどうでしょうか。人気に奢ることなく精神の均衡を保った中田が、セリエA・ペルージャへの移籍を皮きりに『世界の中田』へと成長して行った裏で、前園はいわゆる『天狗』になってしまい、肝心のプレーに精彩を欠いていくことになります。はっきり言って、引退後も鳴かず飛ばずの状態でした。

そして今回の事件です。
香川と柿谷は、柿谷如何によっては、まだ選手のとしての立場が逆転する可能性もありますし、本田と家長は選手としての決着は付いたかもしれませんが、その後の長い人生においては、たとえば監督業とか社会人としての成功はどちらが上とも言えません。
しかし、中田と前園はサッカー選手としても人生も決着が付いてしまったような気がします。むろん、今後中田がとんでもない失態を犯し、前園が心機一転する可能性は残っていますが・・・・。

サッカー選手に限らず、またスポーツに限らず、人間の生涯を決定づけるものの第一位は『精神性』であると言えるでしょう。私如きが人の人生を他者と比較して語るなど、傲慢不遜であることは重々承知していますが、今回の事件に接したとき、ふと、人にとって最も重要なことは、まさしく『それ』なのだなあ、とあらためて思い知らされたゆえに、悪態を吐いた次第です。

最後に、今回の事件が前園にとって良い薬となることを望みます。

安岡久遠のブログより

キリタニブログ閉鎖を惜しむ

キリタニブログ閉鎖を惜しむ

さて、 私がブログを休止していた間に残念なことが起こりました。

キリタニブログの閉鎖です。これまで、何度か休止されたことはあったようですが、今回は完全閉鎖のようで、すでにブログサイトも削除されています。残念でたまりません。

私がキリタニブログを見つけたのは4年前だったと思います。それまで私は、他のサッカーブログサイトへコメント投稿していたのですが、このキリタニブログを目にしたとき、あまりの造詣の深さ、サッカー愛の深さに驚愕し、たちまち虜になりました。

私のブログにアクセスして下さる方の中にはサッカーファンもいらっしゃるでしょうから、このキリタニブログを読んだ方もおられると思います。サッカー経験者、サッカー観戦の強者であれあるほどわかると思うのですが、とにかく、その洞察力、観察力の深さ、鋭さはそこいらのサッカー記者など及びもつかないもので、とくに日本サッカーを貶すことしか知らない(適切な批判でなく中傷しかしない)某S氏(セルジオ越後氏ではありません。彼の根底には日本サッカー愛があります)が、サッカー記者などという看板を掲げるのが恥ずかしいであろうほどでした。私が唯一尊敬する後藤健生氏と双璧と言っても良いくらいの卓越したサッカー論を展開されていました。

私も度々キリタニブログへコメントを投稿していましたが、キリタニさんが小説も書いておられると知って、より親近感を抱いていました。それだけに、閉鎖は実に残念です。過去の数百編の記事も削除されましたので、再読することもできなくなりました。

私は持論として、日本サッカーが世界の頂点に立つためには、日本のあらゆる層が一流にならなければならないと思っています。つまり、選手、クラブ、指導者、審判、協会、ユース、施設、マスコミ、サポーター、ファン・・・・サッカーに関わる全ての分野がレベルアップしないとW杯では優勝できないということです。

この中で私がもっとも難しいと思っているのが、マスコミだと思っています。このマスコミよって一般のファンが啓発、啓蒙されるからです。しかるに、これまで私が批判を繰り返してきたように日本のマスコミは腐っています。それは政治、経済、社会の分野だけではありません。スポーツマスコミも同様です。

称賛するにしても批判するにしても、とにかく『売らんかな・・・・』の受け狙い記事が多く、心から日本サッカーを愛し、愛するがゆえの叱咤といったものがほとんどありません。そう言うことからすれば、キリタニブログは数少ない貴重なサイトだっただけに、その閉鎖は残念至極なのです。

どのような個人的な事情があったのか、わからないので無理強いなどできるはずもありませんが、できればW杯ブラジル大会前に復活されること切望します。





安岡久遠ブログまとめページ

コンフェデ杯・メキシコ戦で得た安心感

『コンフェデ杯・メキシコ戦で得た安心感』

所用が重なったため、ブログの更新ができませんでしたが、遅ればせながらメキシコ戦の感想を述べたいと思います。前もってメキシコ戦のキーポイントを記しておきましたが、残念ながらスタッツは下回り、結果も1-2の完敗でした。終了間際の岡崎のゴールは、チームにとってはあまり意味のないゴールですし、そもそもがオフサイドです。内容的には完敗でした。

マスコミ、評論家は一斉に酷評していますし、日本だけでなく世界の評価も芳しくありません。一見当然のようですが、天邪鬼である私の見解は異なります。前言を翻すようですが、メキシコ戦を見て、私はW杯本番ではよほどの運の悪い組み合わせ、いわゆる『死の組』に入らない限り、決勝トーナメント進出の可能性は高いと見ました。

確かに問題は山積しています。決定力の欠如、守備力の低さ、戦術眼の無さ、ゲームコントロールの不味さ・・・・しかし考えてみれば、決定力の欠如以外は今の日本代表になって初めて指摘される問題点です。これまでにあったとしても、それは少なくともアジアレベルを勝ち抜くものであって、世界で戦うためのものではありませんでした。しかも、今回は完全に自分たちの仕様で戦って表面化された問題点なのです。

もし、このメンバーで南ア大会のように守備的に戦ったら、日本はもっと良い戦いができたでしょう。南ア大会のパラグアイ戦でも、もし香川がいれば決勝点をもぎ取れたのではないかと言われたぐらいですから、たとえば細貝をアンカーに入れて、本田を1トップにすれば少なくとも失点は抑えられたでしょう。

日本代表が世界の強豪相手に自分たちのサッカースタイルで挑み、それなりに通用したことは初めてといっても良いと思いますしかも、『それなり』ではなく、大いに通用することが分かった大会でした。

というのは、日本代表はコンディションさえ万全ならば、イタリア戦で見せた戦いがブラジル相手でもできると確信します。振り返ってみれば、ブラジル戦はアジア最終予選のオーストラリア戦からドーハへ移動し、さらにブラジルへ移動しました。休養期間は3日しかなく、おそらく時差の解消が手一杯だったのではないでしょうか。

イタリア戦は日本が中3日だったのに対して、イタリアが中2日という不利な条件でした。日本代表は、時差も解消され休養も取れたため、コンディションは上がっていました。イタリアは中2日とはいえ、初戦を迎えるに当たっては日本より調整できたでしょうから、条件的にはそれほど日本が有利だったわけではありません。

メキシコ戦はともに中2日でしたが、日本が中3日、中2日だったのに対してメキシコは
いずれも中2日でしたので日本が有利のようですが、これもまた日本の大会前の移動を考慮すると同条件に近かったと思います。日本代表は、コンディションの悪かったブラジル戦と、メキシコ戦の前半の中盤以降は酷い内容でしたが、コンディションの良かったイタリア戦と、メキシコ戦の前半の途中までは内容で勝っていました。

このことから日本代表の一番の留意点はコンディションということになります。日本の選手は1対1において身体能力や体力に劣るため、あらゆる局面において『数的優位』を作らなければなりまん。したがって運動量が相手チームより多くなるのは必然です。同じ休養日であっても、日本人選手の回復が遅れるのはそのためです。ですから、同じ条件のメキシコにも途中から圧倒されたのです。

翻ってW杯本番は、少なくともGリーグは中4日の休養日があります。この期間があれば日本選手の体力はそれなりに回復するでしょうから、日本の持ち味が十分発揮されると考えます。私がGリーグ突破の可能性を確信した理由です。しかし、日本の目標がベスト4以上であるとすれば、決勝Tは中3日、あるいは中2日ということも有り得ますから、コンディションの問題が依然として暗い影を落とすことになります。

そこで、ザッケローニ監督の評価となります。3連敗を受けて彼への批判は強まっています。代表監督は大会での結果がすべてですから、当然といえば当然でしょう。私も交代選手の起用に疑問符を付ける者ですが、それにもましてこれまであまりに固定したメンバーで戦い過ぎだと思っています。

アジア最終予選で間違いを犯したくない、コンフェデ杯では結果を出したい、という気持ちは理解できますが、その結果バックアップの戦力に劣るという結果を招いてしまいました。いくら実力があっても、所属クラブで活躍しても、代表のメンバーに入って試合を熟さなければ十分な連携が取れないのは当然です。

これまで何度も言っていますが、遠藤の体力の劣化は否めない事実です。細貝では長谷部の代わりはできても遠藤のそれは到底無理です。CBの強化も必須です。FWもしかりです。質、層とも安泰なのは2列目とSBだけです。東アジア選手権でどのようなメンバーが選出されるかはわかりませんが、今の代表の控のメンバーでは、この先大きな伸びしろは期待できないと思います。

思い切って豊田、柿谷、山口蛍、柴崎、闘莉王あたりを代表に呼んで使って欲しいのですがねえ・・・・どうでしょうか。

 
どうなる世界安岡久遠のブログより

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