『阪神は優勝できない。2015セリーグペナントレース』

2015年のプロ野球が開幕しました。
何度も書いてきましたが、私は祖父から三代、大の阪神ファン、虎キチでしたが、岡田監督以来、かなり興味が薄れてしまいました。むろん、結果は気になりますし、阪神が優勝して欲しいことには違いがありませんが、試合を見ることは激減しました。

というのも、これまた何度も書いてきましたが、あまりに野球の質が低レベルなので、l見ていると腹が立ってくるからです。勝てばまだましですが、凡ミスで負けたりすれば、次の試合まで丸一日以上、気分が悪く、何事も手につかなくなるので、観戦を止めたのです。

さて、今年のせーリーグの前評判は、腐っても鯛、故障者続出で、オープン戦も低調だった巨人と、メジャーリーガー黒田の復帰で沸き立つ広島、そして我が阪神が三強というのが専らです。

ですが、今年の阪神の優勝はありません。74年ぶりの開幕延長サヨナラ勝ちに続き、史上初の開幕2戦連続サヨナラ勝ちと、絶好のスタートを切りましたが、第3戦目の一回表の守備を見て優勝できないと確信しました。

それは、1アウト1塁‐3塁で、4番のルナの当たりはサードゴロ。絶好のダブルプレーのはずでした。ところが、2塁手上本の1塁送球がランナーの森野の手に当たってしまい、
ダブルプレイならず、得点を与えてしまいました。森野は手を大げさに上げていましたので、守備妨害のようにも取れますが、通常のスライディングとも取れる微妙な動作でした。

問題は、森野のプレーではありません。上本の動きです。平凡なサードゴロ、打者ルナは右打者で鈍足、ダブルプレーには十分余裕がありました。にも拘わらず、上本はベースを踏んだままの体勢で送球しようとしたのです。これが大きなミスなのです。タイミングが際どい場合は仕方がありませんが、余裕がある場合は、走者の微妙な妨害行為(手を上げたり、足を上げて邪魔をする)を避けるため、一歩前へ踏み出して角度をつけて送球するのが常道なのです。それでも、ランナーに送球が当たったり、ぶつかったりすれば明らかな守備妨害となるのです。

上本はそれを怠りました。これが優勝できないという理由です。上本は、たしか広島の広陵から早稲田大学に進学し阪神に入団しました。広陵は言わずと知れた名門で、細かい野球で有名です。しかも、広陵、早稲田と主将を務めたほどの逸材です。さらに言えば監督の和田も2塁手出身、今年からヘッドコーチになった平田は明治大学は遊撃手でした。つまり、内野手としての常識を知らないわけがない。それが、おろそかになるということは、いかに阪神が細かいプレーに拘らない、大雑把な野球しかできない球団になり下がっているかの証明のようなプレーと言えるのです。

これが単純なエラーとか暴投であれば、まだこちらの方がましです。捕球ミスとか送球ミスといった体のミスは野球に付き物だからです。しかし、一歩踏み出して角度を変えるのを怠るというのは頭のミス、ボーンヘッドなのです。これは意識の持ち方でどうにもなるのです。たとえば、内野手の送球ミスは仕方がありませんが、捕手や外野手のベースカバーは意識の問題です。それによって失点を防げるかどうかは大きな差となります。

藤波はその後連打され3点を失いました。ここで、抑えるのが真のエースと言えるのでしょうが、藤波にはまだそこまでの精神力はないようです。ですが、彼を責めるわけにはいきません。

この記述の時点では試合結果はわかりませんが、この試合に勝っても負けてもそれは重要ではありません。こういう野球をしているチームに栄冠が輝くことはないと思いますし、輝くべきではないでしょう。

さらに問題なのは、首脳陣が上本にきちんと注意をしたかどうかです。今の阪神であればしないような気がします。私が阪神の試合を見なくなったのは、こういう怠慢プレーや摩訶不思議な采配が多いからです。私は阪神が好きだから、痘痕も靨とはなりません。残念ながら、どうやら今年も阪神戦を見る機会はあまりなさそうです。
安岡久遠の「どうするなる日本、どうなる世界」

『阪神・和田監督は凡将-3』

『阪神・和田監督は凡将-3』

また無能監督がやらかした。3日の対楽天戦である。

この試合、メッセンジャーが8回まで1安打無失点に抑え、3-0でリードしていた。ここまでの投球数は100球ちょっと。(108?球)メージャーとは違うので今シーズン4試合目の完封試合を目指すのは当然であろう。

結果はヒットと三塁打を打たれたところで呉昇桓に交代したが、呉も打たれて大逆転サヨナラ負けとなった。

私は、この結果そのものを問題視はしない。だが、メッセンジャーに続投させるのであれば、それなりの準備というか対処が必要だったと言いたいのである。というのも、9回打席に立ったメッセンジャーが四球を選んで塁に出てしまったのである。続く上本も四球、大和の内野ゴロで三塁まで走りもした。6,7回であれば、別に文句を言うつもりはないが、8回まで100球以上投げた投手をなぜ塁に出させてしまったのか。

私はテレビを見ていなかったので、スポーツナビの一球速報で確認したのだが、メッセンジャーはストレートの四球だった。だとしても三回バットを振れば三振なのだからそうするべきだろう。厳格に言えば無気力プレイだと叱られるかもしれないが、プロ野球の世界では暗黙に許された行為でもあるのだ。

外国人選手は闘争心が旺盛なので、もしかしたらメッセンジャーはファンのためにもそれを良しと思っていなかったのかもしれないが、そこを説得するのが首脳陣、監督の仕事だろう。本当に和田監督は無能だと言わざるを得ない。

もう一つ、9回の守備でレフトのマートンをそのままにしていた。結果、微妙なあたりを三塁打にしてしまった。マートンは守備が下手である。当然守備固めをするべきだった。上手い選手であれば、好捕していたかもしれない。和田監督はそのことを聞かれ『流れを変えたくなかった』と弁解した。

私はこの弁解にも愕然とした。彼の言う『流れ』とはどういう流れを言うのだろうか?

ひょっとして、今3-0で勝っているし、このまま変化を付けないことが流れを変えないことだと思ったのではないか。そうだとしたら、もう馬鹿というしかない。この場合の流れを変えないというのは、なにもしないということではなく、勝利のために最善を尽くすこと、出来るだけの手を打つということだろう。そのためには『奇手』を使わず、いつも通りの勝ちパターンの采配を振るうことだ。

これまで、和田監督は勝利が確定的なときは、7,8回でもマートンを交代させていた。この試合は3-0と、スコア的には勝利が確定的とは言えないが、残るイニングは9回のみで、これまで1安打ピッチングのメッセンジャーである。守備固めをするべきだった。

私は結果論で批判しているのではない。守備固めをしていても捕れなかったかもしれないし、メッセンジャーがあっさり三振してベンチで休んでいても逆転負けしたかもしれない。

しかし、することはしろと言いたいのだ。最善を尽くしての結果であれば諦めもつくが、昨夜のような無能ぶりを見せつけられての敗戦では、怒りをぶつけるところがないではないか。

昨夜のような試合を見てしまったら、おそらく私は怒りのあまり仕事は手に付かなくなり、

眠れもせず、いらいらしながら一夜を過ごすことになったであろう。それでは身が持たないので、必然的に試合を見ないということになるのだ。私が阪神戦を見なくなったのはこれが原因である。もっとも、何があっても阪神を愛し、試合を観戦する虎党からすれば、私は本当の阪神ファンではないとお叱りを受けるかもしれないが・・・・・。

 

 

blog

『日本プロ野球を斬る・日本代表監督は小久保で大丈夫か』

『日本プロ野球を斬る・日本代表監督は小久保で大丈夫か』

 

サッカーW杯開催まで1ヶ月を切った今、なぜプロ野球の話題なのかと思われるかもしれませんが、気になることがあったので敢えてプロ野球の話題にしました。

というのも、日本代表監督の小久保裕紀がとんでもない解説をしたのです。

 

今日の交流戦、オリックスVS広島の解説を務めた小久保は、4回の裏オリックスの攻撃のときに信じられない発言をしました。

この回、オリックスは1点を追加し、2-0とリード、なおも2アウト1-3塁のチャンスで打席には8番バッターが入っていました。本来であれば、交流戦はパリーグの主催試合はDH制を採用していたのですが、今年はソフトバンクの内川の発案とかで、セリーグ主催の試合にDH制を使うという逆転の発想を試みているのです。つまり、次打席の9番打者はピッチャーになるのです。

 

ところが小久保は、事もあろうに、

『ここはもう1点を狙ってダブルスチールを試みるかもしれませんね』

と発言したのです。

私は思わず、

『はあ?』

と突っ込んでしまいました。常識的に有り得ない作戦です。失敗すれば、チェンジですし、成功すれば、1塁が空きますので、敬遠してピッチャーと勝負でしょう。1点を捥ぎ取る最善の作戦は、何もせずバッターの打撃に賭けることです。仮にダブルスチールをするとすれば、成功して敬遠させ、9番打者まで回し、次の回を1番から攻撃できるようにすることぐらいですが、この作戦にしても確率は低いでしょう。

 

私が呆れていると、小久保はさらに、

『ダブルスチールはギャンブルです。1塁ランナーが走ったら、捕手が2塁に送球すると決めつけ、3塁ランナーはスタートする』

と固執していました。何か言い訳のようにも聞こえました。馬鹿でしょう。こんな無謀な作戦採るはずがない。12球団の監督で言えば、横浜の中畑監督ぐらいで(彼でも可能性は極めて低い)、智将と言われる森脇監督がこんな馬鹿げた作戦を採るはずがありません。次打者が9番打者でなければ、意表を突くこともあり得なくはないですが、この場面では絶対有り得ません。

 

これが、普通の解説者であれば、馬鹿なことを・・・・・と聞き捨てるのですが、日本代表監督の発言となればそうはいきません。こんな無能無知な者が日本代表監督で大丈夫か?ということなのです。彼をおみこしに担いで、作戦はコーチが立てるというのであれば問題はありませんが、小久保はこれほど馬鹿だったのは・・・・・。

 

この打順について、ついでにもう一つ。

江川卓が巨人戦の解説で間抜けぶりを発揮しました。もう10日ほどまでしょうか、巨人戦の解説で、巨人の8番打者が2アウトから出塁し、9番の大竹まで回したときのことです。大竹は投手です。

江川は、

『これは大きいですね。万が一、大竹が凡退しても次は1番からの攻撃ですから』

と発言したのです。上記のことからもこれ自体は正論です。ところが、言葉の引用が間違っています。

『万が一』とは有り得ないことが起こることです。彼の発言からすると、投手の大竹が凡退することが『万が一、つまり有り得ないこと』になるのです。馬鹿でしょう。無知でしょう。この言葉が使える打者は、イチローか糸井か内川か・・・・・いずれにしてもごく少数の優れた打者にしか用いられません。

百歩譲って打者であれば、目を瞑りましょう。しかし、いくらなんでも投手に使う言葉ではありません。

 

これが、アイドルとかまだ若い解説者であればまだしも、江川は60歳近いはずです。現役を退いてから20年以上経ち、一般社会で生計を立ています。無知無学にも程があるというものでしょう。

 
blog

楽天・田中将大投手と糞マスコミ

『楽天・田中将大投手と糞マスコミ』

楽天・田中投手のメジャー移籍を巡って、また馬鹿マスコミが醜態を晒しています。
彼の移籍金、契約金を『円』のみで報道していることです。むろん、彼に関する数字だけであれば、それほど問題ではありませんが、これをイチローや松坂、ダルビッシュのそれと比較するのに円のみを用いるとはなんという馬鹿ぶりでしょう。

以前にも書きましたが、普段あれほど毎日、毎ニュース番組中に円/ドルの為替レートを報道しているくせに、肝心の数字は円だけで報道する。この場合の円に何の意味があると言うのでしょうか。

今シーズンの田中投手の成績は素晴らしいものだし、MLBの注目も相当なものがあるでしょう。松坂やダルビッシュより『凄い』ということを誇張したいのかもしれません。少なくとも今年の成績が二人を凌駕しているのは事実です。ですが、それでもドルで報道するのが当たり前で、わかりずらいというのであれば、当時の為替レートを表記したうえで円を並立表記すべきでしょう。

中にはそのようにしていた番組も有りましたが、私が見た限りでは、1番組に過ぎず、報道ステーションやニュースZEROといった代表的?な番組は円報道のみでした。本当に呆れてしまいます。

私の記憶が正しければ(間違っていたらすみません)、ダルビッシュのときは1ドル=80円ちょっとだったと思います。現在は1ドル=97円程度。つまり、2割ほど円安、ドル高であり、当然田中投手の方が2割高となるのです。
たぶん、それを差し引いても田中投手の方が高額になるでしょうが、だからいい加減な報道で良いということにはなりません。

常々思うのですが、当時の為替レート調べることは簡単なことですから、なぜ円のみの報道で済ますのか、制作者側の意図が理解できません。報道番組には多くのスタッフがいるはずです。打ち合わせや会議のときに異論を唱える人間が誰もいないのでしょうか。そんな馬鹿ばかりの集まりなのでしょうか。

決してそのようなことはないでしょうから、たぶん権力を持つ誰かの意図が反映されているのでしょう。つまり、そのニュースの話題の人物がより注目を浴びるように都合の良い数字だけを用いているのでしょう。穿った見方をすればそう考えざるを得ません。

これを、些細なことだと笑って済ますことはできません。こういった一種の詐欺紛いの報道がまかり通るマスコミ体質であればこそ、かつての朝日新聞による『従軍慰安婦』といった重大な捏造報道が起こったのです。今も体質は変わっていないようです。私がマスコミ嫌いな理由の一つです。

さて、今シーズンの田中投手成績ですが、これはもう論評のしようがないでしょう。陳腐な言葉ですが『神がかり』というしか他に形容のしようがありません。かつての、例えば金田、稲尾、米田、村山、江夏、江川、松坂、ダツビッシュ・・・・・らも無しえなかった偉業ですから、どれほど称賛されても、され尽くしたということはないと思います。

ただ、問題は来シーズンですね。
私はMLBに行くべきだと思っています。というか、仮に来シーズン日本での成績が振るわなかったら・・・・モチベーションも含めてその可能性は十分にある・・・・いわゆる『ゾーン』から抜け出てしまうような気がしますので、是非とも来シーズンMLBに移籍し、15勝以上の成績を収めて欲しい。そうなれば、投手としての格は完全にダルビッシュと肩を並べることになり、現役日本人最高として双璧となるでしょう。

阪神は優勝できない・和田監督は凡将2

『阪神は優勝できない・和田監督は凡将2』

野球に興味のない方、また阪神ファン以外の方にはどうでもよい話です。

今シーズンの阪神の優勝は無いでしょう。巨人とヤクルトを3タテして、6連勝で首位巨人とのゲーム差を1.5に縮めましたが、交流戦の初戦・オリックス戦の采配を見てあらためて確信しました。

もっとも、巨大戦力の巨人を前にすれば、いまさら大上段に言うまでもないことではありますがね。しかし、もし今シーズン指揮を執っているのが落合であれば、もしかしたら巨人に苦杯を飲ませることができたかと思うと、残念でなりません。

今年の阪神は監督次第で優勝できるだけの戦力は整っているようです。しかし、如何せん監督が和田では望み薄と言わざるを得ません。以前は継投で苦言を呈しましたが、今回のオリックス戦では攻撃の方で疑問というか、がっかりする采配がありました。

6回裏だったと思います。それまで、0-0の膠着状態で、阪神は2番の大和がヒットを放ち、ノーアウト1塁で、打者鳥谷という場面を迎えました。

3番の鳥谷に犠牲バントはありませんから、私は大和の単独盗塁かヒット&ランだと思っていました。オリックスの投手は右腕の外国人だったので、どちらにしても何かを仕掛けると思っていました。

そして、2ボール・1ストライクという絶好のカウントになりました。こういう場面ではヒット&ランが常套です。大和は瞬足、鳥谷は左打者ですから、引っ張って1,2塁間を破れば1,3塁とチャンスが広がります。

内野ゴロでもダブルプレイは無くなり、仮に鳥谷が空振りをしても、盗塁成功の可能性も高いのです。ところが、和田は無策でした。その結果、遊ゴロで2塁アウトとなりました。

結果論ですが、もしヒット&ランを掛けていれば、左打者の鳥谷に対しては、2塁にはショートが捕球に入るのが常識です。そうなれば、遊ゴロはレフト前のヒットになっていたのです。打球の弱さから1,3塁になっていたでしょうし、ショートが追いついたとして
も、どこにも投げることはできなかったでしょう。

結果論と言いましたが、決して無茶なことを言っているわけではありません。むしろ常識過ぎることを言っているだけだと思います。落合なら、いや12球団の内、10人の監督はヒット&ランのサインを出していると思います。0-0の膠着状態を打破するためには、思い切った手を打つことが肝要です。それこそ、落合であれば初球にサインを出しているかもしれません。

ゲームの流れを読む、機を見て敏、こういうことが和田は分からないのです。残念ながら今年の阪神に優勝は無いようです。

中日の状態が悪いですね。チームに内紛もあるようですが、落合の力量がわかるというものです。もし、阪神が本気で優勝をしたいのなら、今シーズン優勝を逃すであろう和田を解任して、落合を監督にすることでしょうね。何度も言いますが、個人的には嫌いでも、彼しか手はないでしょう。



安岡久遠「どうする日本、どうなる世界」

阪神和田監督は凡将

『阪神和田監督は凡将』

私が阪神戦を見なくなった理由に一つとして、阪神の監督が無能だったこともあります。野村監督の時代、成績は最悪でしたが、その采配は納得のゆくことが多かった。星野監督は采配というより人間的魅力があったので、見ていて楽しかった。

ところが岡田監督になって、面白みに欠けた試合が多くなりました。教科書通りというか、
馬鹿の一つ覚えのような采配ばかりでした。それは納得というより、見え見えの采配でした。

真弓監督になると、もう呆れた采配で、まるで素人監督ののようでした。同時期、中日の監督だった落合と比べると、それこそ月とスッポンほどの力量差がありました。私は個人的には落合博満という人間がたい嫌いです。

ですが、『感情と評価は別』という私の哲学から言えば、落合は最上級の監督だと評価せざるを得ません。岡田は2008年の例の13.5ゲームをひっくり返された、世紀の大逆転で巨人に優勝をさらわれた責任を取り、真弓は成績不振でそれぞれ辞任しました。

そして昨年、監督に就任したのが和田でした。昨年はほとんど試合を見ていませんでしたが、今年は藤浪の影響で、しばしば見ています。これまでは、可もなし不可もなしというところでしたが、本日29日の広島戦を見て、和田監督が凡将だということがはっきりしました。

というのも、六回の広島の攻撃でした。4-1でリードしていて、2アウト1.2塁で広島の打者がライト前のヒットを打ちました。2塁ランナーはホームインしたのですが、ライトの福留の機転で、2塁ベースをオーバーランしたランナーを2.3塁間に挟んだのですが、鳥谷がランナーにタッチしたところで落球し、4-2になり、なお2アウト2.3塁のピンチが続いたのです。

問題はここです。和田は秋山投手に代わって鶴投手を送り込んだのです。これが間違いなのです。今年阪神は7回・安藤、8回・福原、9回・久保というリリーフの順を組んでいます。

場面は6回・2アウトですから、安藤は使えないということなのでしょうが、これが間違っているのです。本来4-2で終了しているところが、鳥谷の凡ミスでランナーを残したのです。雰囲気は悪く、流れは広島に行っています。このような場面は生半可な投手で抑えることは難しいのです。

ですから、本来なら力のある福原を出ずべきなのですが、準備が出来ていないでしょうから、せめて安藤にするべきなのです。安藤が一人抑えたら、7回は安藤でも鶴でもかまいません。落合監督であれば、間違いなくそうします。私は何度もそのような采配を見てきました。そこが落合の凄さなのです。

仮に鶴を将来、セットアッパーもしくはクローザーとして育てるのであれば、この起用で結構ですが、彼は先発型の投手で、ローテーションから外れたため、リリーフとして起用しているはずです。そうであれば、彼にあの場面は酷でした。

和田監督は、そういった思い切った采配ができない。つまり、『機を見て敏』、『臨機応変』な采配ができないのです。安藤の準備ができていなかったというのは理由になりません。秋山は2アウト、1.2塁のピンチを作っています。鳥谷のエラーではなくて、広島のランナーが自重していれば、なおもピンチは続くのです。

私はその場合でも安藤を出すべきだと思っています。6回のピンチを切り抜けられれば、流れは少なくとも中立に戻り、7回は鶴でも大丈夫だと思うからです。結果、鶴はタイムリーヒットを打たれ、同点となりました。

もちろん、安藤でも打たれたかもしれませんし、鶴が抑えることもあるでしょう。ですから結果論ではなく、その場その場で、最善策を採ることが肝要なのです。それがファンも選手も納得するというものでしょう。

試合は、9回の表に阪神にまたも凡ミスが出て負けました。得てして野球とはそういうものです。負けたから言うのではありません。仮に勝っていても、6回の采配は間違っていると思います。いや、間違っているというのは言い過ぎかもしれませんが、最善の策ではないと思います。

問題は、和田監督をはじめ阪神首脳陣がどう考えているかです。何も感じなのであれば、今年の阪神も期待できないでしょうし、藤浪の登板する試合以外は見る気がしなくなるでしょう。

黒い聖域 第一巻 本妙寺の変 黒い聖域 第二巻 裏切りの影 第1巻は無料です。 「黒い聖域」ダウンロードページ


阪神・藤浪晋太郎は本物、巨人・菅野智之は偽物

『阪神・藤浪晋太郎は本物、巨人・菅野智之は偽物』

前もって断って置きますが、偽物といって能力が無いというのではありません。あくまでも、現在日本人最高の投手であるダルビッシュ有を基準にして、藤浪はダルビッシュ級になれる素材だが、菅野はとうてい成れないという意味です。

阪神戦でも中継を見ることがが少ないのに、わざわざ巨人の試合など見る気はないのですが・・・・というか、最近巨人戦の中継がめっきり減ったため、そもそも見る機会がないのですが・・・・原監督の甥である菅野の評判がことさら良いので、昨日初めて彼の投球内容を見たのですが、まあ取り立てて凄いピッチングはしていませんでしたね。

たまたま調子が悪かったのかもしれませんが、スピード、変化球、コントルールともに、80点程度の投手です。そうですね、同じ巨人の沢村と同等程度でしょうか。もちろん、

戦力の抜けている巨人ですから、15勝前後はするかもしれませんが、楽天・田中將、広島・前田より劣るでしょう。

対して、藤浪晋太郎は間違いなく、ダルビッシュ級で、投球術はすでにダルビッシュ以上といっても良いでしょう。彼のピッチングを見ていると、主力打者には力を入れ、下位打者には力を抜くという投球をしています。

過日、ダルビッシュがエンジェルス戦で、メジャー最高の打者であるプホールズには目一杯の直球勝負をし、他の打者には変化球で勝負するような、ある意味『遊び心』を感じさせます。この3月に高校を卒業したばかりのルーキーが、プロを相手にここまで精神的な余裕を持ってる。これは新人の年に16勝した松坂でもなかったことです。

むろん、阪神ですから今年何勝できるかは未知数です。怪我がなくても10勝前後かもしれません。ですか、勝ち星では菅野に劣っても、投手本来の実力を示す、防御率、被打率、

奪三振等の分野では藤浪が優ると思います。

ご存知のように、菅野は巨人に入団するために一年浪人しています。その間、ウエイト・トレーニングを積んで身体を作ったと言われています。そうであれば、逆にこの先体力的な伸びしろはほとんど望めないということです。

方や藤浪は、身長197cmで、細身のひょろっとした体型です。筋肉もまだ十分に付いていません。それでも直球は150キロ前後は出ます。この2,3年正しいトレーニングを積み、筋力も付いたあかつきには、直球のスピードは3~5キロ増しになり、コントロールも安定するでしょう。まさに、ダルビッシュを追うようにです。

さて、阪神ファン以外の人には馴染みがないかもしれませんが、現在防御率・0.61でセ・リーグのトップにいる榎田大樹ですが、彼は0点台の防御率にもかかわらず、成績は2勝2敗です。

2敗の内訳は、

4月 4日の中日戦が8回を投げて、2安打、1失点、自責点0

4月25日の中日戦が6回を投げて、1安打、1失点 自責点1

です。

被安打が2本と1本で2敗なのです。打線の援護がなかったと言えばそれまでですが、しかし、4月25日の中日戦は、投手に四球を与え、2塁に進められたあと、初安打で1点を失い、敗戦投手となりました。0-0の試合状況下で、相手投手に安打ならまだしも、四球を与えたところで、投手としては失格で、こういうことが敗戦に繋がるのです。

何を言いたいのかといいますと、榎田は社会人からプロに入って、中継ぎとして登板機会を重ねている投手です。そうでありながら、いわゆるゲームの『流れ』というものが分かっていないということです。

でも、こういうことは榎田に限ったことではなく、大半の投手がそうなのです。その中で、藤浪は高卒ルーキーにもかかわらず、それが分かっている数少ない投手だということです。さすがに、甲子園春夏連覇の偉業を成し遂げたエースは別格だということの証明でしょう。

なんにしても、現在MLBで大活躍のダルビッシュ級の投手が、こうも早く出現したのです。7年後、ダルビッシュは30歳を超えていますが、MLBに移籍するであろう藤浪との対決がいまから楽しみになってきました。

私は阪神ファンですが、球団にはできれば5年後ぐらいに、ポスティングに掛けてもらいたいものです。20歳前半でMLBに移籍できれば、MLBで200勝も夢ではないと思います。

これはちょっと妄想気味ですかね。でも、それぐらいの思いにさせてくれる逸材です。

 

 


黒い聖域第一巻本妙寺の変


黒い聖域第二巻裏切りの影

第1巻は無料です。


「黒い聖域」ダウンロードページ



 





安岡久遠ブログまとめページ

MLB通信:ダルビッシュ快挙達成逃す

『MLB通信:ダルビッシュ快挙達成逃す』

ダルビッシュがアストロズ戦に今季初登板し、圧巻の投球で8回2/3まで完全試合でしたが、残念ながらあとアウト一つというところで、27人目の打者にヒットを打たれ、快挙達成は夢と終わりました。

投球数は111球と理想的で、というより完全試合をしようかという投球内容ですから、球数は少ないのが当然ですが、それでも三振を14個も奪っていますので、投球数は増えるものです。

今日の試合もダルビッシュは完璧という内容ではありませんでした。制球に苦しむ場面が多々あり、無駄なボールが多く再々フルカウントになっていました。その割に球数が少なかったのは、三振以外は相手が早いカウントで凡打に終わったからでしょう。

しかも今日の試合は、中盤までは接戦で緊張感が保たれ、大記録を意識しだした頃に追加点を奪うという完全試合のための理想的な試合展開だったのですが、せっかくのチャンスを逃してしまいました。

いかに進化したダルビッシュといえども、ノーヒット・ノーランであれば、今後数度はチャンスがあるでしょうが、完全試合となるともう一度あるかないかの千載一遇の好機だっただけに惜しまれます。

さらに悔やまれるのは、ヒットを打たれたのが初球のストレート系だったことでしょうか。もっとも、フォーシーム日本でいうと素直な直球ではないと思いますが、それにしても真っ直ぐ系だったのはどうなのでしょうか。

真っ直ぐ系でカウントを稼ぎ、最後はこの日よく切れていたカットボール、スライダーで仕留めようとしたのでしょうが、少し甘いコースだったように思います。最後の最後ですからダルビッシュも緊張したでしょうし、四球だけは避けたいという気持ちが働きますから、やむを得ないでしょうね。ただ、ボールに慣れた今年は相当な活躍が見込めそうな今日の投球内容でした。

マリナーズの岩隈も、昨年の立場とは異なり、開幕からローテーションに入りましたが、6回を1失点で勝利投手となりました。藤川も青木も良いスタートを切ったようですし、イチローは心配ありませんから、残るは明日先発予定の黒田ぐらいですかね。

一方で松坂、中島、田中は怪我などもあって苦戦しているようです。野手は体力面、パワー面で難しいでしょうね。イチローのような卓越した技術がないと通用しないようです。ミニイチロー版の青木が今季どれだけの成績を残すか注目です。

松坂は復活して欲しい気持ちはやまやまですが、限界が近づいているような気がします。ダルビッシュを見ていると、投手であっても、やはり体のサイズというのは大きな利点であることがわかります。

これまで日本ならともかく、MLBで180cmほどの小さな体でよく投げていたと思います。簡単に言えば、燃焼し尽くしたということだろうと思います。しかし日本でならば、まだ活躍出来ると思いますので、この際、帰ってくれば良いかなと思いますね。何はともあれ、今日の投球内容を見るに付け、ダルビッシュの進化は半端なく、怪我さえなければ、相当に活躍することが見込まれ、楽しみが増えました。




黒い聖域第一巻本妙寺の変


黒い聖域第二巻裏切りの影

第1巻は無料です。


「黒い聖域」ダウンロードページ



 



どこか変だよ日本・日本人:松井よ国民栄誉賞を辞退せよ

『どこか変だよ日本・日本人:松井よ国民栄誉賞を辞退せよ』

昨日も少し触れましたが、長嶋と松井の2人に国民栄誉賞が授与されると知って唖然としています。長嶋はともかく、どうして松井が? というのが正直な感想です。

断って置きますが、過去のブログに書いていますように、私は個人的には松井のファンでした。これもまた何度も書いていますが、私は大のトラキチでアンチ巨人でしたが、松井だけは例外でした。なぜなら、彼自身は熱狂的な阪神ファンで、阪神入団を切望していたからです。

ですから、巨人時代は別として、彼がメジャーリーグへ挑戦したときには、やっと心から彼を応援できると思ったものでした。ですが、糞巨人を盲目的に応援する輩とは違い、『個人的な感情と客観的評価』は別というのが私の哲学ですから、それを踏まえると松井への国民栄誉賞授与は賛同できません。

彼がどれほどの成績を挙げたというのでしょうか。日本での成績もMLBでのそれも、とてもではないですが、受賞に値するほどのものではありません。特にMLBでは、ワールドシリーズでMVPを一度獲得しただけで、そのほかは極々平凡なものです。彼の成績で授与されるのであれば、多くの人が授与されなければならなくなります。

たとえば、過去のブログに書きました自転車の世界選手権を10連覇した中野浩一、国民人気が高く、成績も優秀な柔道の谷亮子、同じく五輪3連覇の金字塔を打ち立てた柔道の野村忠宏、五輪2大会2種目金の北島康介などです。そうですね、古くなりますが五輪3大会に出場し、個人史上最多の8個の金メダルを含む12個のメダルを獲得し、個人総合で2連覇の偉業を達成した体操の加藤沢男も該当するでしょう。言うまでもなく、自転車も柔道も水泳も、そして体操も世界的に見れば野球などより数段メジャーな競技です。

同じメジャーリーガーということで言えば、それこそまず野茂に授与するのが先でしょう。MLBのパイオニアであり、今日のMLB人気定着に対する貢献は大なのですから・・・・。暴論かもしれませんが、WBCの開催に至った経緯の一つに、彼のMLBでの成功があったからとも言えるのです。

国内に目をやっても、選手としても監督としても長嶋以上の成績を残した野村や、衣笠の関連で言えば、金本も該当するでしょうし、三冠王を3回達成した落合はどうなるのでしょうか。

彼らが受賞していないのに、どうして松井なのでしょうか?あまりにもハードルを下げ過ぎで、私にはとうてい理解できません。広く国民の福祉に貢献したというのであれば、ファンが多いとされる巨人の選手が有利となります。そのファンの数というのも、読売新聞や日本テレビを中心としたマスメディアを利用しての長年の宣伝、洗脳の結果に過ぎず、現在のJリーグのそれと違い、とても公平公正の下でのファンの獲得ではありません。このような状況下での松井への授与は国民栄誉賞の価値を著しく損ない、併せて過去の受賞者への冒涜とも言えるでしょう。

私の失望を増幅させているのは、謙虚で人格者であるはずの松井自身が辞退する気配を見せないことです。もっとも、長嶋とのダブル受賞を持ち出され、辞退するという外堀を埋められてしまったのかもしれませんね。そうだとすると、彼は心中穏やかでない日々を過ごすことになりますね。

私は安倍政権に好意的な立場ですし、これからもそうありたいと思いますが、今回はいただけません。理由が曖昧ですし、妥当な選考ではありません。松井は成績、国民人気、福祉への貢献と、何を取っても中途半端です。これではただの政権の人気取りの謗りを受けます。日本国民の優秀で、だからこそ恐ろしいのは、こういった手法を徹底的に嫌うことです。感覚のズレに敏感なことです。

報道では、安倍首相自身がまず松井への授与を思いつき、大鵬との関連から長嶋も、ということになったようですが、これまた本末転倒ですね。長嶋の方がついでにような扱いなのです。どこか感覚がおかしいと思います。 衆議院選挙の相次ぐ違憲判断への対応が微妙な現在、こういう愚行は墓穴を掘ることに繋がりかねません。

一方、予想通りマスコミは糞ですから、賛辞、祝福の嵐です。特に読売、日テレ系は挙って賛同の渦を拡げる運動に終始しています。徳光、テリー伊藤などの発言は聞くに絶えません。まあ、コメンテータら諸氏は、松井と何らかの関係、親交があるので、否定的なコメントはできないのでしょうが、私利私欲、保身を図り、本音と違う発言に終始する奴ら、または感情のままに正当、正常な判断を欠く発言をする奴らは軽蔑します。お祝い事だから、多少違和感があっても祝福しようという風潮は、単なる馴れ合いでしかなく、国民に真摯な態度ではありません。

昨今のマスコミ及びTVに登場する連中は、そういった知識はあっても見識のない軽薄な輩ばかりで、吐き気すら覚えます。本当に、誰か一人くらいは真言、金言を吐いてくれないものですかね。野村克也氏はどう思っているのでしょうか。復活したやしきたかじんの発言に期待したいものです。

TVの報道に辟易していましたが、さすがに日本国民は素晴らしいですね。ネットの世論調査では、以下のような途中経過です。

Yahooニュースのクリックリサーチ(2日、19時時点)

長嶋氏、松井氏への国民栄誉賞は妥当?

両氏とも妥当     24%
長嶋氏は妥当     58%
松井氏は妥当      2%
両氏とも妥当ではない 18%
(サイトをそのまま記載)

現時点で17万票以上の投票結果ですが、優れて正当な判断だと思います。松井は愛される人柄ですから人情的にもっと妥当票が多いと思っていましたが、両氏とも妥当と松井氏は妥当を合わせても26%に過ぎず、四人に三人は妥当ではないと考えているようです。さすがは日本人ですな、正常な思考回路が働いているようで安心しました。

比べて長嶋の妥当票が半分ちょっとというのも意外な結果です。それだけ、彼を知らない時代になったということか、成績だけをみれば、選手、監督としても野村の方が断然上ですから、そういう比較行動も働いたのかもしれませんね。

もちろん、この調査が全てではありませんが、いずれにせよ、糞マスコミ報道と国民の意識に少なからず乖離しているのは事実でしょう。まあ、この愚行をあえて好意的に捉えれば、この調査結果を踏まえ、『マスコミは糞であり、コメンテーターの多くは偽善者である』との国民意識を醸成したことぐらいですかね。

さて、調査結果を元にするのではありませんが、松井には是非とも受賞を辞退するよう勧告したいですね。いまからでも遅くはありません。これまで何度も打診され、断り続けているイチローが選手引退後、受賞を決断するかどうかは不明ですが、もし彼が受賞したら、松井はどのツラ下げて彼と会うのでしょうか。

両者は、まさに月とすっぽんほどの差がある成績です。所属球団での個人成績だけでなく、イチローはWBCでの貢献もあります。松井はWBCには一度も参加していません。それで、国民の福祉に貢献したと言えるのでしょうか。もし、松井がWBCの2連覇に大きく貢献していたのなら、特例として認めても良いかもしれませんが、そういう特典もないのです。ただ、ファンが多い?巨人の中心選手だったということだけです。

それでも、イチローがいなければ、比較対象の選手は、王、長嶋、衣笠と皆時代の違う人たちですから、単純な比較評価からは免れます。しかし、同世代のイチローとはこれまでもそうだったように、将来に亘って比較され続けることになるでしょう。しかも、国民栄誉賞に関しては圧倒的に不利な状況で、です。

国民的な人気は松井が凌駕していても、国民栄誉賞の授与に関しては、圧倒的にイチローに軍配が上がるでしょう。それこそ、松井の成績で受賞できるのであれば、イチローは5回ぐらい受賞しないと見合わないくらいに・・・・・。

だから、言うのです。『松井よ、受賞を辞退せよ』と。逆転の発想で、ここで彼が受賞できる成績ではない、と辞退すれば、それこそ彼の人徳は極まり、トータルな人間力としてやがて受賞するであろうイチローと同等程度になります。

しかし、ここで受賞してしまえば、国民の意識のなかに、ずっとわだかまりを残すことになるでしょう。それは国民栄誉賞では贖うことのできない大きな痛みだと思いますがね。

 

 
どうする日本、どうなる世界 安岡久遠


黒い聖域第一巻本妙寺の変


黒い聖域第二巻裏切りの影

第1巻は無料です。


「黒い聖域」ダウンロードページ



 




阪神は巻き返せるか:プロ初先発の藤浪は本物だ

『阪神は巻き返せるか:プロ初先発の藤浪は本物だ』

昨日のヤクルト戦、藤浪晋太郎が先発しました。結果は敗戦投手なりましたが、6回を3安打、2失点、自責点1、7奪三振は見事という他ありません。四球は多かったですがね。

特に、プロ初先発の第1打者を打ち取ったのにもかかわらず、エラーで出塁させてしまうという最悪のスタートとなったのを1失点で押さえるあたりは非凡でしょう。百戦錬磨の投手でも、先発した試合の第1打者への投球というのは緊張するそうです。

それが、高校を卒業したばかりのプロ初先発で、味方のエラーで出塁を許したのです。安打や四球であれば自分の責任ですから納得もできますが、エラーというのは精神的に相当落ち込み、動揺したことでしょう。

その後も、ランナーを出しながらも、本塁打を打たれるまで最少失点で押さえ込みました。
上々の出来で、本物であることを証明しました。むしろ、トントン拍子に押さえ込むより、彼の真価がわかったようで、将来の飛躍を確信しました。

できれば、打線が援護してやって初勝利をプレゼントしてやれれば最高だったのですが、こればかりは相手があることですので、ままなりませんね。首脳陣はMLBのように球数限定で育成するようですので、10勝以上は難しいかもしれませんが、2,3年後の身体が出来上がった頃には、日本のエースになっているでしょうね。

明らかに、田中將や前田建とは器が違いますし、ダルビッシュ級であると思います。ダルビッシュの1年目は5勝ですから、藤浪も5勝以上で御の字ではないでしょうか。

さて、サッカーの方にも明るい話題があります。私は期待している豊田、柿谷が順調に活躍しています。豊田は磐田戦でハットトリックし、4試合で6ゴールと得点王争いのトップに立っています。

長年、スポーツを観察していると、突然に覚醒というか確変するのがわかります。長友しかり、香川しかりで、最も顕著だったのが、W杯でのなでしこジャパンでした。なでしこジャパンは大会に入ってから一戦毎に成長していったのが、手に取るように分かりました。

豊田もそのゾーンに入ったようです。彼はユース時代、あの怪物平山の影に隠れていましたが、大変に期待されていた選手でした。185cmの長身のわりにスピードがあり、足元の技術もそれなりでした。それなりというのは、大型FWの選手にしては確かな技術があるということです。

しかしながら、プロになってからは鳴かず飛ばずで、このまま埋もれてしまうのかと思っていましたが、どうやら大器晩成型だったようで、早熟型だった平山と入れ替わるように頭角を現しました。このままの調子で、リーグ終了時に25ゴール~30ゴールを挙げているようだと、本格的に覚醒をしたということでしょう。

何度も書きましたが、ザッケローニ監督は1トップには、スピード型より、キープ型の選手を起用していますので、本来エースの前田が不調の現在、今年の活躍次第では、前田に取って代わる、いや少なくともハーフナー・マイクと代表を争う存在になりそうです。
ちなみに、そのハーフナーもオランダでミニ覚醒中ですね。この三人が高いレベルで競ってくれれば、非常に楽しみではあります。

一方、私のお気に入りの柿谷は順調そのものです。いまや、主軸としての自覚も十分で、チームを牽引しています。こうなると、返す返すも失った3年が惜しまれますね。彼が香川のようにサッカーに、人生に真摯に向き合って精進を重ねていたならばと思うと、忸怩たる思いになります。

むろん、まだ23歳ですからこれから努力を重ねれば、香川に追いつくことも可能ですが、何事にも時節というのがあります。スポーツ選手は特にそうで、学ぶ時期に学ぶべきことが決まっているのです。人間の脳の成長に合わせ情報や知識を習得するのと同じです。

スポーツでは『ゴールデンエイジ』といって、8,9歳頃~12歳頃までの運動能力が急速に発達する、まさに育成のスイートスポットで、一生のうちに二度と現れないスキル獲得の時期があるのですが、同様にユース年代にはスキルと同様、学ぶべき哲学があるのです。

哲学というのは堅くなりますが、要は精神面での成長が必要なのです。柿谷はその大事な時期を怠慢に過ごしてしまったのです。3年という年月を無為に過ごした代償は大きく、たとえば、現在の柿谷の姿は本来、三年前の20歳のときの姿とも言えるのです。

Jリーグであれば、さほど問題にはなりませんが、欧州移籍という観点からいえば、その後のステップアップにとって、この3年の遅れは大きな障害となります。香川のようにトントン拍子にステップアップは難しくなるでしょうね。

ただ、長友のような例もありますから、できれば今夏にドイツの中堅クラブに移籍して欲しいものです。そうすれば、来季の活躍次第で、一気にビッグクラブへの移籍の展望も開けるというものです。藤浪晋太郎がテーマでしたが、サッカーへのコメントが長くなってしまいました。

このブログを書いている途中に、『あちゃー』というまるで、4月1日、エイプリルフールのようなニュースが飛び込んできました。長嶋と松井に国民栄誉賞の授与ですって・・・・。
正直にいって、まじかよーという感じですね。これについては明日に書きます。

 


どうする日本、どうなる世界

Copyright © All Rights Reserved · Green Hope Theme by Sivan & schiy · Proudly powered by WordPress