『恐るべしSMAP』

『恐るべしSMAP』

SMAP、ここ二十年近く日本のトップアイドルグループですが、私はこれまでなぜこの五人がこれほど人気が持続できるのかわからなかった。というより関心もあまりなかった。

メンバーを一人一人見てみると、木村拓哉はずっとドラマの高視聴率男の異名を取っているし(最近はそうでもないし、時代劇は駄目という評価もある)、香取、稲垣、草彅もそれぞれドラマや映画で活躍し、中居はさらにMCとしても才能を発揮している。

だが、本業?ともいうべき、音楽の世界で言えば、はっきり言って歌は下手である。木村がまあまあという程度で他の四人は日本の歌手の平均レベル以下だと思う。ヒット曲にしろ『世界で一つだけの花』など数曲あるが、同じジャニーズ事務所所属の『嵐』に比べれば少ないのではないかと思う。

ではなぜこれほど人気を持続できるのか?
その答えがわかったシーンがあった。昨日放送の『SMAP×SMAP』の放送で、ゲストにベストセラー作家の百田尚樹を迎えてショートショートのストーリーを書くというコーナーあった。最初の場面設定を百田が書いて、後を五人と百田自身が続けて書くという設定だったのだが、SMAPの五人が書いた文章が皆素晴らしいものだったのだ。

私は趣味で小説を書いているので、文章の評価はできると思っている。というより、自分の文章力と比較して評価ができる。百田も評価していたが、稲垣の文章が秀逸で百田より上だったと思う。他の四人は草彅がやや劣るものの、木村、中居、香取の作品も優れたものだった。

時間をどれだけ費やしたのか、また途中で百田の添削やアドバイスはなかったのか、など
不明な点はあるが、それぞれが自力で作品を仕上げたのであれば、優れた才能の持ち主たちということになり、そこから類推すれば、文章力だけでなく、表現者としての才能も豊かであると見て取れるのだ。

さすがにSMAP、恐るべしSMAPを再認識した夜だった。

ヘイトスピーチと腐敗マスメディア

『ヘイトスピーチと腐敗マスメディア』

 

「ゴキブリ朝鮮人を日本から叩き出せ」

「韓国人ぶっ殺せ」

 

といった過激な言葉で在日韓国・朝鮮人を激しく非難するデモが、東京・新大久保などのコリアンタウンで頻繁に繰り広げられ、物議を醸しています。このような敵意をむき出しにしたアピールは「ヘイトスピーチ」(憎悪表現)だとして、 今月には安倍晋三首相や谷垣禎一法相などの政府首脳があいついで「苦言」を呈するまでに至っています。

 

私もこのような行為には断固反対です。なぜなら、日本が中国や韓国と同じ民度レベルに下がるからです。中国人や韓国人による反日デモの中で、日本の指導者の顔写真をプリントしたものや日章旗を燃やす様子が報道され、気分を害することが多々ありますが、だからといって日本人が同様の行為をするべきではありません。日本民族が、世界から漢民族や朝鮮民族と同列に見られるのは心外なのです。

 

ただ、彼らの気持ちは十分過ぎるほど理解できます。彼らには、在日韓国・朝鮮人への不満もさることながら、日本のマスメディアに対する抗議の意味合いもあると思うからです。彼らの多くは、ある程度の中国や韓国が日本を批判、非難はやむを得ないと承知しているはずです。彼らだけではなく多くの日本人が同様でしょう。

 

しかしながら、不当な誹謗中傷に我慢がならないのでしょう。その点は私も同じです。これまで、そういった個人の憤懣やるせない感情を代弁し、きちんと報道、反論すべきはずのマスメデイアがあまりに沈黙を通してきたため、積もり積もった不平不満が堰を切ったのだと見ます。

前回指摘しました、中央日報の『原爆は神の懲罰』発言ですが、菅官房長官、岸田外相、広島、長崎両市長は遅まきながらも抗議したようです。ところが、各報道番組でこのニュースを取り上げたのは僅かで、時間も短く、事実を伝えただけでした。朝の番組では取り上げていないと思います。私の知る限りでは、テレ朝系の報道SのメインMCである古館氏が唯一個人のコメントを残しました。

 

朝日新聞系列のテレ朝の番組としては非常に珍しいことです。以前に比べて影響が軽微になったのでしょうか。そう言えば、万年最下位だった視聴率が、近年は一位だそうですので、まともなテレビ局になりつつあるということなのでしょうか?

 

もう一度言いますが、橋下発言にはあれほど長時間、ヒステリックに批判を繰り返した人権主義者たちはどうしたのでしょうか?日本人には批判を繰り返すが、韓国人は無罪放免でしょうか。このアンバランスさ、不公平な態度がヘイトスピーチに繋がっているのだと私は理解しています。。

 

在日朝鮮人の犯罪実態の報道が少ないという不満もあるでしょう。過去の世間を騒がせた重大犯罪の多くが在日朝鮮人であることを大多数の日本人は知らないと思います。マスメディアが朝鮮人名を報道しないからです。お笑い芸人の河本準一のケースや最近の年商1億円経営者がタクシー通勤をしながら受給していた生活保護の実態も、近年ようやく明らかになり始めましたが、日本国民は氷山の一角に過ぎないことを察しています。

 

もちろん、日本で暮らす少数民族に対する不当な差別、偏見を生まないための配慮であることは承知していまし、正しい行為だとは思いますが、それがあまりに過度になると、逆に不当な隠匿、隠滅と捉えかねません。ヘイトスピーチをしている人たちは、マスメディアのそういう態度に、日本人への逆差別を感じているのだと思います。ですから、ヘイトスピーチは我が国の腐敗したマスメディアが生み出した産物という側面もあると言えます。

 

さて橋下市長ですが、慰安婦発言は撤回しないようです。結構なことですし、至極当然です。彼の真意をわざと捻じ曲げて報道し、罠に掛けて貶めているのは朝日新聞をはじめとする腐敗・反日マスメディアなのですからね。

 

そもそも、従軍慰安婦の記事を書いた朝日新聞の記者は、捏造だったことを証言しています。それが一人歩き(実際は韓国人が意図的に歪曲して拡散)し、今日のような事態になっているのです。左様に日本に対して悪意ある捏造記事を平気で載せるのが朝日新聞です。その体質は『原爆は神の懲罰』という記事を載せた韓国の中央日報と酷似していて、気味悪さを覚えます。

 

(何度も言っていますが、日本軍の強制連行が全く無かったとは思いません。ただ、韓国が主張しているように20万人の少女を強制連行し、性奴隷にしたというのは完全な捏造だと思います)

 

今後彼は、外国人記者クラブやその他の方法で持論を展開するようです。世界、とくに戦勝国は日本のみを悪者にして済まそうとしているのが見え見えです。彼の周囲には有能な支援者がいるでしょうから、英知を結集し、証拠を収集して公の場で戦うべきでしょう。

 

議論を大きくすればするほど、困るのは日本ではありせん。中途半端に終わることが、最悪の結果になると見るべきでしょう。幸い、マスメディアの報道とは裏腹に、ネット上では案外橋下氏は支持されています。今後、もし彼が発言撤回などすると、それこそ政治生命は終わると自覚して欲しいものです。

 

心ある人々は必ず彼を支持するはずです。

臭いものには蓋をする。

面倒なものは避ける。

煩い声には耳を塞ぐ。

こういう悪い慣習は改めるべきです。正論を吐くことは、決して日本人の美徳から外れるものではないのですから。

 

 

安岡久遠の「どうする日本、どうなる世界」

やしきたかじん復活

『やしきたかじん復活』

長期休養中の歌手でタレントのやしきたかじんがようやく芸能界活動を再開しました。
昨年1月に食道癌で休養に入ったときには、数ヶ月で復帰するものと思われていましたが、結局復帰までに、なんと1年2ヶ月もの時間を要することになってしまいました。

一時はあまりに長い休養に、ちょっと危ないのでは・・・・・という懸念も過ぎりましたが、本人の説明では実際にそうだったようです。

昨日からの、関西ローカル『たかじんの胸いっぱい』、テレ東系の『たかじんNOマネー』、そして本日の『そこまで言って委員会』と3番組を見ましたが、かなり痩せていて(本人的にはベスト体重とのこと)、舌が回っていませんでした。これまでもアルコールが抜けきれず、呂律が回らないことがありましたが、今回のは病み上がりの影響でしょうから、完全回復ではないような気がします。まあ、あまり無理をせず、再発しないことを祈ります。

たかじんファンの人たちは、彼の歯に衣着せぬ毒舌を期待しているようですが、実は彼はそれほど毒舌を吐いてはいません。その点で言えば、勝谷誠彦の方がよほど思い切った発言をしています。ただ、たかじんは破天荒な生き方をしてきているので、そのエピソードが面白いのです。

ともかく、再び彼の姿を見ることができるようになりましたから、阪神の藤浪晋太郎につづき、今年はTVを見ようという気になりましたね。


黒い聖域第一巻本妙寺の変


黒い聖域第二巻裏切りの影

第1巻は無料です。


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醜態を晒す人々・小林幸子と美元

最近、技術革新というのは残酷なものだなあ、とつくづく思います。
いくら取り繕っても、表情に心中が滲み出ていて、言葉では誤魔化しきれない時代になりました。

小林幸子と元事務所の社長との確執。
二十数年とも三十数年とも言われる長い年月、芸能界と言う荒波を共に乗り越えて来た、いわば『戦友』とも言うべき二人が、なぜにこうもいがみ合うことになったのか。

簡単なことで、小林幸子の夫が口出ししたからでしょう。そんなことは、視聴者の誰もがわかっているのに、必死に夫を庇う小林幸子。彼女も女なのだなあ、と同情すらします。本来、女性芸能人は、女を棄てる覚悟でなければならないのに、肝心なところで女になってどうするのか。

また、林明男だっけ?夫となった男も、ちんけな野郎です。妻が芸能人なのだから、その仕事に首を突っ込んで、どうするのか。
しかも、仕事の内容ならともかく、金のことに口出しするなど、数百億円を動かすことが出来るって吹聴している割には、ケツの穴の小さいこと小さいこと・・・・。
顔で判断するのは如何なものか、とは思いますが、なんか胡散臭い野郎ですな。言い過ぎかもしれませんが、詐欺師的な臭いもしますね。

私は、その世界の人間を知っていますので(私が詐欺を働いたのではありせん)、直接会えば、もっと確かなことが言えるのですが・・・・。
詐欺師でなくとも、
『大金を動かすことができる』
などと、減らず口を叩いて自分を大きく見せる輩にろくな人間はいません。実際に動かしたことがあっても、それは一時的なもので、常にそういう状態にいる人は、決して自慢などしませんし、むしろ謙遜します。

ともかく、小林幸子もよくこんな器の小さい男に惚れたもので、私に言わせれば、自業自得というところでしょうか。

それにしても、各社との会見はぶざまでしたね。夫の件もメールの件も、嘘だと丸分かりなのに、本人はそれに気付かないのでしょうかねえ。これでは、ますます印象が悪くなるばかりでしょう。
これで、年末の紅白出場も出来ないでしょう。せっかく、会見を開いたのなら、もう正直に全てを話すべきでしたし、もっと言えば、自ら紅白を辞退する旨を口にすべきでした。
そうすれば、視聴者の好感も得られ、元社長の気持ちも治まり、逆に紅白出場が可能だったかもしれません。
何はともあれ、自己保身に終始した彼女には失望しましたし、観ていて醜悪ささえ感じました。

TBS系列の『アッコにおまかせ』での、和田アキ子の言動が、多くの視聴者の気持ちを代弁していて、とても秀逸でした。

美元に関しては、私の予想通り、結局は『金』でしたね。
騒動を長引かせることにより、番組出演を増やし、同時に慰謝料的な金銭を釣り上げる作戦と見ていましたが、どうやら正解だったようです。
彼女の顔、どんどん醜悪になって行きますね。画面越しにも悪臭が漂ってきそうなくらいです。
こういう類の輩は、テレビに出演させるべきではないと思うのですが、テレビ局の制作側も同種の人間なのでしょうか、彼女の悪質な部分が見抜けないようです。
とにかく、離婚騒動が一段落したら、たった一言、今後彼女がテレビ出演しないことを望みます。

マスメディア批判・その4:亡国の徒

注目されていた消費税増税法案に反対票を投じた民主党議員は、鍵となる54名を超える57名でした。
その中心にいる小沢元代表は、民主党を離党して新党を立ち上げるかどうか、逡巡しているようですが、この状況を鑑みるに、
『老いたり、小沢一郎』
の感が否めません。10年前の彼であれば、採決の日に迅速な行動に出ていたことでしょう。彼の政治生命は風前の灯となったことを暗示しています。

さて、採決までの数日間、私は数多くの報道番組やバラエティ番組で小沢元代表を扱ったニュースを見ましたが、その感想は、
『おぞましい』
の一言です。
放送される番組、出演してコメントする評論家、新聞社の編集委員、テレビ局の論説委員の誰も彼もが、小沢元代表の過去の政治行動を論い、あれやこれやと批判していました。

彼らの主張をまとめると、

1. 小沢元代表は政党を創れば壊し、創れば壊した、単なる壊し屋。
2. 小沢元代表の周りは新人ばかりで、深く付き合えば誰もが離れて行く。 
3. 小沢元代表は消費税増税なしに、どうやって財政再建をするのか、具体的に提示していない。
4. 小沢元代表に従って反対票を投ずるのは、せいぜい30名から40名で、54名に届くはずがない。
5. これで、小沢代表の政治的影響力は大きく低下する。
6. たとえ反対の立場であっても、党の結論に従うのが民主主義。

といったもので、まるで事前に申し合わせていたかのように、異口同音の発言が相次ぎました。

彼らは、
『よほど、小沢元代表が憎いのだろうだろう』
『よほど、小沢元代表の政治生命を絶ちたいのだろう』
というのが、私の率直な感想で、寒気がするような嫌悪感を抱いたのです。

その理由を述べる前に、まず断って置きますが、以前にも書きましたように、個人的には小沢元代表は嫌いです。彼の政治手法が私の哲学に反し、彼の推し進めようとする政策が私の求める理想国家像と異なるからです。

しかし、個人的な感情と評価は別物、まして法的な処置については、厳正でなければなりません。それが、先の政治資金規正法違反とする、検察の捜査は明らかに異常な行為で、これは官僚組織の小沢元代表に対する宣戦布告とみるのが妥当でしょう。

なぜなら、官僚たちは、小沢元代表こそ、
『不倶戴天の敵』
だと捉えているからです。

民主党は、政権交代したあかつきには徹底的な行政改革を行い、官僚主導から政治主導に戻すと訴えて選挙に大勝しました。
その中心にいたのが小沢元代表です。ですから、小沢元代表に嫌疑を掛けて民主党人気を低下させ、政権交代を阻もうとしたのです。その限りにおいては、小沢元代表が主張していた『検察陰謀論』は的を射ていたと思います。

しかし、私に言わせれば、
『説明責任を果たさないお前が言うな』
ということになり、国民の大多数が同様に思ったことでしょう。事実は、検察=官僚側の陰謀だと思うのですが、それを主張しても聞き入れてもらえないのは、小沢元代表の自業自得とも言えるでしょう。

それでも、民主党が政権を獲ってしまい、このままでは自分たちの既得権益を侵されると焦った財務省を中心とする官僚側は、次善の策として、何としても小沢元代表の力を削ぎ、彼が権勢を振るえないようにしたいと考えました。
そこで検察と図り(検察も官僚です)本来は修正申告で済む話を大袈裟にし、またありもしない水谷建設や西松建設からの賄賂をでっち上げ(証拠不十分という意味)、あまつさえ検察官が調書を偽造するという暴挙にまで及びました。

もっとも、調書偽造は検事の個人的な犯罪で、財務省が関知していたとは思いませんが、ともかくこの機に乗じて、小沢元代表の政治生命を絶とうとまで画策しました。
結局は、法の正義が通り、不起訴となりましたが、この間散々マスコミを通じて、小沢元代表を叩いた効果から、検察審査会による裁判に持ち込まれました。
これで、事実上官僚側の勝利が確定しました。

本来、小沢元代表が権勢を振るうはずだった、鳩山首相時には、被疑者の身で動けず、売国奴・菅との代表争いには直接敗れ、嘘吐き・野田の時には、代理戦争で敗れ、結局民主党政権になってからは一度も力を振るうことなく、民主党を追われようとしているのです。
これこそが、財務省=官僚が描いた小沢封じだったのです。
小沢元代表の封じ込めに成功した官僚は、何一つ血を流すことなく、財務省の悲願だった消費税の増税に成功したという経緯です。

 
さて、こういった経緯を理解した上で、上記したくず共の主張に反論すると、

1.たしかに壊し屋の異名を付けられても仕方が無い面もありますが、戦後というスパン  
  で俯瞰すれば、いわゆる自民党一党独裁政権が約40年間も続いた訳ですから、政権交代可能な二大政党体制が確立するのにも、同じ程度の時間が必要ではないでしょうか。
  そう考えれば、今は過渡期であり、合従と分裂を繰り返しながら、あるべき姿に形付けられて行くのではないでしょうか。また、小沢元代表がその中心にいるのは、好意的に取れば、彼が信念を曲げず、妥協しないからではないでしょうか。

2.そう意味からすれば、小沢元代表から人が離れて行くことを、彼が悪者のように言っていますが、むしろ離れて行った者たちが変節していったとも考えられるのです。それを、一方的に小沢元代表ばかり批判するのは公平ではないでしょう。
  今回の件にしても、民主党は、
『消費税率は上げない』
と言って政権を獲ったのです。それを、嘘吐き・野田が首相になった途端、掌を返したように消費税率を上げると言い出したのです。
小沢と野田、いったいどちらの言い分が、筋が通っているのでしょうか?
それを、初心を貫徹し、最後まで反対を押し通して離党したら、小沢は壊し屋だと非難される。全く、常軌を逸しているとしか思えません。

まず、まともなのは、政治評論家では森田実氏、ジャーナリストでは田原総一郎氏、評論家・宮崎哲弥氏ぐらいで、後は有象無象の輩でした。

3.中には、小沢元代表の主張は正論と言いながら、財政再建の具体案がないと批判する者や、同じく正論と認めながら、対論である野田首相の批判はしないという不可思議な態度の者もいました。
  彼は、具体案は示しています。とにかく、公務員改革など徹底的な行政改革を行えば、
16兆円という埋蔵金が出るというものです。
こう言うと、反小沢元代表の連中は、
『結局、埋蔵金は無かったではないか』
という鬼の首を取ったように言いますが、実はそうではありません。
鳩山や菅、野田では、財務省を始めとする官僚組織の抵抗に対応することが出来なかった。つまり、
『改革を行ったが埋蔵金は無かった』
というのではなく、
『改革に手を付けることもなく、官僚に屈してしまった』
というのが真実なのです。
この真実に目を背け、埋蔵金は無かったと声高に言う連中は、つまるところ、財務省と結託して、とにかく小沢元代表を貶し、消費税増税法案を成立させたいという目的を共有しているしか思えません。

4.小沢元代表の力の衰えを力説したいだけの輩です。しかも、彼らは誰一人として、自分  
  の予想が外れたことを詫び、釈明した者がいません。その後も、何食わぬ顔で番組に出演し、
『ああだ、こうだ』
と、偉そうに論じています。厚顔無恥とはこのことです。

5.これに関しては、私も同意します。私は嫌いですが、稀代の政治家であったことは確かでしょう。ちょっと、誉め過ぎですが、少なくとも、ボンクラ・鳩山、売国奴・菅、嘘吐き・野田よりは、数段上の力量の持ち主でしたが、それを国民のために使うことなく、(もっとも、国民に尽くす気があったかどうかは不明ですが・・・・)財務省=官僚の手によって葬り去られたと言っても良いでしょう。

6.これは一見正論のようですが、はたしてそうでしょうか。確かに政権公約を具体化する過程で意見が対立したのなら、そう言えますが、政権公約を破棄し、全く逆の政策を推し進めようとしている執行部に対して、反旗を翻すのはむしろ当然のことで、それはつまり、党より国民との約束を重視している訳ですから、反対票を投じた議員こそ、民主主義を貫いていると言えます。

私は、
『小沢元代表を批判するな』
とは言いません。批判して結構ですし、批判されるべきでしょう。しかし、小沢元代表を批判するならば、野田首相は彼の二倍、三倍、いや十倍批判されてしかるべきです。

ちょっと、語弊あるかもれませんが、
仮に、例の陸山会の四億円、小沢元代表が賄賂で取得したものとしましょう。そして、上手く司直の手を逃れて無罪放免になったとします。
私は、それでも野田首相の方が遥かに罪深いと思います。
確かに、小沢元代表は刑事罰が相当で、野田首相には刑事的な罪はありません。しかし私は、平然と公約を破り、それはつまり国民との約束を破棄し、そればかりか正反対の政策を推し進めるのは、民主主義を冒涜するものであり、万死に値する罪深き所業と考えます。

もし、これを是とするなら、選挙のとき国民はいったい何を頼りにして、一票を入れたらよいのでしょうか。しかも、国民に信を問うことなく、任期満了まで政権を運営したら、日本国を滅亡に追い込むことだって有り得るでしょう。

極論ですが、どこかの国と戦争するかどうかが焦点になった選挙で、国民が、
『戦争はしない』
という選択をしたにも拘らず、政権を獲った途端、
『戦争開始』
となったら、貴方は許せますか?

もちろん、戦争と消費税を同列に扱うことはできません。しかし、消費税でこのような事態になるということは、その延長線上に確かに存在する『戦争』という命題に突き当たる可能性はあるのです。
消費税と戦争という命題の間にどれくらいの距離があり、どれほどの高い壁があるかはわかりませんが、すくなくとも消費税という命題のときに、民主主義の原点を死守することは肝要だと思います。

そういう意味では、野田首相を始め、民主党執行部、消費税増税に賛成の民主党議員、マスメディア、小沢元代表のみを非難する評論家諸氏は、すべからく『亡国の徒』だと言わざるを得ません。

マスメディア批判・その3

あるバラエティ番組で、サッカーW杯・アジア最終予選の3連戦の視聴率が、いずれも30%を超えたことを話題にしていました。確か、今のところ今年の全番組中、1.2.3位を独占したのではないでしょうか。

高視聴率の要因として、誰だったのか聞き逃してしまいましたが、多分制作・放送したテ

レビ朝日の関係者か、または業界の評論家?だと思われる人物は、

『世界の中で日本の地位が低下する中、世界と戦う日本代表が注目されたのでしょう』

と分析していました。

 

『あほか・・・・』

開いた口が塞がらないとは、このことですね。

中国や韓国と違い、現在の日本で、サッカーと国威を結び付ける日本人なんてほとんどいないでしょう。何を『トンチンカン』な解説をしているのだと、呆れてものが言えません。

 

主な、いや圧倒的な理由は、単純に日本が強くなったからでしょう。

正確には、日本がどれくらい強いのか確認したかったからでしょう。

日本は、昨年1月のアジア杯で優勝しましたが、前回は4位に終わったものの、前々回とその前の大会も優勝しています。つまり、この10年ほど、日本はアジアにおいてトップレベルであり続けていたのです。だから、今の日本代表はこれまでと同じくアジアレベルなのか、それともアジアを突き抜けているのかどうか、最終予選で確認したかったのです。

 

もちろん、今の日本代表は過去の日本代表とは全く違います。もはやアジアレベルではなく、欧州の強豪国に近づいています。その証拠が、過去の日本代表に比べ、圧倒的に海外組の質、量が違うことが挙げられます。

香川が、世界のトップ3のクラブに数えられるマンUに移籍することが決まり、長友はビッグクラブであるインテルのレギュラー。内田、岡崎、酒井高は、シャルケ、シュツットガルトというドイツの名門クラブでレギュラーを獲得し、細貝はレバークーゼンという、これまたドイツの強豪にレンタルバックが決まりました。他にも、多数の選手が欧州のクラブで活躍しています。間違いなく、今の日本代表は史上最強の布陣です。

 

そして、もう一つの理由が本田です。

本田は怪我で長らく代表から離れていて、久々の代表合流でした。本田がどのような状態であるのか、また消化試合で、ベストメンバーではなかったものの、3次予選では北朝鮮とウズベキスタンに連敗していたこともあり、ベストメンバーが揃った日本代表がどれくらい強いのか興味があったということでしょう。

 

この3戦を見て確認できたことは、日本代表は豪華な布陣の額面通り、もはやアジアの枠を超え、世界に通用するサッカーをしているということです。この十年余り、アジアでトップレベルにありながら、あれほど得点力不足、決定力不足と言われ続けたことが、嘘のように圧倒的な攻撃力を身に付けました。私はこのチームなら、ブラジル、アルゼンチン、スペイン、ドイツなどの強豪国と真剣勝負をしても、良い闘いができることを確信しました。

 

おそらく、多くのファンも、最終予選が始まる前から、日本はブラジルW杯でベスト8以上の成績を収められるのではないかと、密かな期待を抱いていたのだと思います。その期待の大きさが視聴率に現れたのでしょう。

これが常識的な理由だと思うのですがね・・・・。

 

分析した人物は、おそらくサッカー界のことを何も分かっていない人間なのだと思いますが、このトンチンカンな分析をそのまま使用する製作者側もどうかと思います。

 

 

もう一つ、TBS系列の『体育会TV』を見ていましたら、松井大輔のことを、

『W杯・南ア大会で日本を初のベスト16進出に導いた立役者』

と、紹介していました。

 

これまた『阿呆』でしょう。

日本はすでに2002年の日韓共催でベスト16に進出しています。

たぶん、

『ホーム以外で・・・・』

という言葉が抜けていたのだと思いますが、これをそのまま放送するとは、いやはや・・・・。

 

そんな重箱の隅を突くようなことを・・・・と思われるかもしれませんが、私はその細かいことが、重要なのだという信念があるのです。

私のスポーツにおける最大の夢は、

『死ぬまでに、日本男子がサッカーW杯で優勝するところを見たい』

というものです。この際、アウェーでも自国開催でも構いません。

 

私は、このW杯で優勝するためには、日本自体のレベルアップが必要だと考えています。

JFA、Jリーグ、JFL、地域リーグ、下部組織、育成制度、高校サッカー、審判、スタジアムなど、サッカー界の努力は当然のことですが、サッカー界以外で、もっとも重要なのが、サポーター、一般ファンとマスメディアのレベルアップだと思っています。

 

スポーツマスメディアのレベルアップなくして、サポーターはともかく、一般のファンのレベルは向上しません。一般のファンのレベルが向上しなければ、疎い目で日本サッカーを見ている、ということになりますから、選手個々のさらなるレベルアップに繋がらないのです。

ブラジルがブラジル足る所以は、ひとえにサポーター&ファンが、熱い愛情を持ちながら、しかしその一方、非常に厳しい目で選手を見ているからです。

 

たとえば、柔道を考えて下さい。

柔道は日本発祥ですから、五輪や世界選手権では、『金』と獲得して当たり前と見なされ、『銀』、『銅』で称賛されません。それだけ日本人は、

『金を取って当たり前』

という感覚があるのです。それが、選手にとっては、異様な『重圧』となる訳ですが、と同時に大きな『励み』や『モチベーション』にもなっているのです。それが、曲がりなりにも、日本柔道の強さの根源です。

 

サッカー界も柔道界のようにならなければなりません。

W杯に出場することが『夢』だった時代から、今や『出場して当たり前』とう時代になりました。

今度は、もう一段上の、

『決勝トーナメントに進出して当たり前』

そして、

『ベスト8に・・・・』、

『ベスト4に・・・・』

というようにステップアップして行かなければなりません。

 

私の見るところ、おそらく選手個々の才能や実力は、それらに見合うものになって行くでしょう。ですから、その才能を開花させ、実力を如何なく発揮させるためには、サポーター&ファンのレベルアップが不可欠で、それにはスポーツマスメディアのレベルアップこそが最も肝要だと思っているのです。

 

私が、微力ながらこのブログ上で、日本サッカーを語り、マスメディアを批判し続けるのは、そういう意味合いもあるのです。

 

 

マスメディア批判・その2

基本的に、マスメディアを信用していないせいか、やたらと細かい粗が見えてなりません。特に粗捜しをしているつもりはないのですが・・・・。

 

『香川真司』

香川にまた新しい勲章が与えられました。

ドイツのキッカー誌やスペインのマルカ誌など、欧州サッカー報道の主要メディアで構成される『欧州スポーツメディア協会(ESM)』の年間ベスト11に選出されたのです。

この賞は、『国際サッカー連盟(FIFA)』が選出する年間ベスト11に次ぐ、権威ある賞の一つで、メッシやC・ロナウドなど錚々たるメンバーと共に選出されました。

『欧州ベスト11』ですが、サッカー強豪国であるブラジルやアルゼンチンの代表選手は、ブラジルのネイマール以外、ほとんど欧州のクラブに在籍していますので、事実上『世界ベスト11』と断じても間違いないでしょう。

 

名実共に、『世界の香川』誕生です。

 

これで、中田云々、中村、本田、あるいはパク・チソン云々・・・・この比較論争に終止符を打つ結果となりました。

香川こそ、『アジア史上最高の選手』

との結論が出ました。

それでも、まだ何かを言う連中は、個人的な感情をぶつけているだけだと言えるでしょう。

 

それほどの名誉な賞であるにも拘らず、日本メディアのく○ぶりは相変わらずで、今朝の各局の番組のスポーツコーナーでは全く触れられていませんでした。(各局の番組を最初から最後まで見ることは出来ませんが・・・・)

東京のスポーツ誌の一面は野球ばかりで、この偉業が表一面になることはありませんでした。

たとえば、かつてイチローがMLB・アメリカンリーグのベスト9になったときは、表一面だったと思います。今年、ダルビッシュが何かの賞を取る度に表一面になるでしょう。

しかし、この調子だと、たとえ香川がFIFAの年間ベスト11に選出されても、裏一面が限界なのではないかと失望させられます。

 

断言しておきます。たとえ、欧州のスポーツメディア協会の賞といえども、MLB公式のベスト9よりは、遥かに価値が上だとことを・・・・。

 

私は、日本がW杯で優勝するためには、国力を結集する必要があると考えています。協会やJリーグ、選手つまりサッカー界だけでなく、あらゆる分野の力の結集が必要だと思っています。国家プロジェクトとして、1兆円ぐらい掛けて狙っても良いと思っているくらいです。

なあに、もし優勝でもすれば、その経済効果は何倍にもなって跳ね返ってくるばかりか、以前に書きましたが、日本のステータスが今以上に上がり、有形無形の国益を生み出すでしょう。それほど、サッカーW杯での優勝は価値があると思っています。

なでしこJAPANには申し訳ないが、女子と男子ではその値打ちは百倍も千倍も違うのです。

 

そういう点から見ると、私は日本がW杯で優勝するための、最大で最後の足枷となるのが、この野球偏重のマスメディアでしょう。

大手新聞2社がプロ野球球団を所有していること、また大手新聞2社が高校野球の主催者であることの弊害です。

日本の野球が、ただ単に新聞拡販の道具に使われて来た歴史の付けが回っているのです。新聞社は、球団を手放す事も、主催を辞めることもしないでしょうから、せめて一刻も早くサッカー人気が、野球人気を大きく突き放す時代になることを切に望みます。

 

 

『引き分け』

そのなでしこJAPANですが、テレビ番組では、

『女子W杯で、日本はアメリカに勝った』と発言していますが、間違いです。日本はアメリカに勝っていません。FIFAの公式記録では『引き分け』です。

PK戦は、あくまでも次戦へ進むための、『くじ引き』の代用に過ぎません。このPK戦は過去にしばしば悲劇のヒーローを生み出しているため、一考しようと動きもあるくらいで、

実際、ラグビーなどでは『コイントス』で当落を決めています。

それをアメリカに勝った、勝ったと連呼するのは、無知蒙昧というものです。

むろん、昨年のアジア杯準決勝の日韓戦も引き分けです。日本は韓国に勝ってはいません。

 

 

『年俸』

ダルビッシュの年俸が○○億円と報道します。MLB球団の○○万ドル提示を円換算するわけです。

日本ですから当然なのですが、愚の骨頂なのは、それを過去の日本人メジャーリーガーと比較することです。

イチローが○○億円、松坂が○○億円、比べてダルビッシュは○○億円という風に、です。

 

馬鹿でしょう。

 

円で比べて何がしたいのでしょうか?

円で比べる目的は何なのでしょうか?

 

為替レートを考慮せず、円比較することに何の意味があるというのか。実に馬鹿馬鹿しいです。

 

イチローや松坂の時代の為替レートがいくらだったか憶えていませんが、少なくともダルビッシュのときの、

1ドル≒80円

より円安だったことは間違いありません。

中には、ドルでの年俸額を併記している番組もありましたが、その場合でも円表示に比べれば、極端に小さな活字でした。

まさか、為替レートに気付かないほど愚かではないでしょうから、私には、ダルビッシュを松坂より過小評価されているという印象を視聴者に植え付けたいのだろうか、という邪推意外に見当が付きません。

 

 

『移籍金』

香川のマンチェスター・Uへの移籍が確実になりました。

報道によると、移籍金は15億円+出来高最大7億円ということです。一方で、ブラジル代表のフッキが今年CL優勝したチェルシーへの移籍も濃厚で、こちらの移籍金は50億円と言われています。

これをもって単純に、フッキ>香川などと、香川を貶める風潮がありますが、これもまた

愚行に過ぎません。

 

余談ですが、このフッキ、かつて東京Vに所属していた頃、日本に帰化を検討していたと噂さていました。しかし、素行に問題があり、当時の監督との折り合いが悪く、また審判への不信感もあり、東京Vを退団し日本を離れました。

そして、今や彼はメッシ、C・ロナウドに次ぐ、3.4番手を争うようなFWに成長しました。

・・・・たら、・・・・れば、で言えば、もしあのとき日本に帰化していれば、今の日本代表に彼が加わる布陣は、本気でブラジルW杯でベスト8以上を狙えたのに、と惜しくてなりません。

もっとも、日本に帰化し、そのまましばらくJリーグでプレイしていれば、今のような選手になっていたかどうかは別ですが・・・・。

 

さて、この移籍金、野球ではほとんど発生せず、主にサッカー界に用いられる言葉ですが、少々複雑です。

年俸と同様、この移籍金に対しても、ユーロとの為替レートを考慮に入れずに、中田がパルマに移籍した際の移籍金と比較しても意味がありません。

また、同じ今年の移籍でも、香川とフッキを単純に比較するのも意味がありません。

 

『移籍金』とは、選手が所属するクラブとの契約期間中に所属クラブを変更するにあたり、新しい移籍先クラブから元のクラブへ支払われるもので、違約金と同じです。

法律的には、選手が支払うべき性質のものですが、新しいクラブが肩代わりするというシステムです。

算出方法は、FIFAが基本原則を示し、その他は各国の協会がルールを作っています。むろん、Jリーグにも独自の計算方法があります。

 

契約期間中に、他クラブ移籍する場合に発生する金額ですから、当然残り契約年数が大きく関係します。

契約満了となれば、移籍金は0円ですから、たとえば残りが1年と4年では移籍金は大きく違うということになるのです。

 

香川の場合は残り契約年数が1年、対してフッキのそれは2年ですから、当然フッキの場合が割高になります。ですから、単純に比較はできないのです。

テレビ番組がこのあたりのことを説明することは有り得ないでしょうね。

ただし、香川の残り契約年数がフッキと同じ2年だとしても、とうてい50億円にはなりませんが・・・・。

 

 

最後に、芸能ニュースに対して一言。

午後の芸能ニュースを見ていて驚愕しました。高島政伸の離婚裁判?の様子を詳細に報道していたのですが、これまで私は、彼の妻である『美元』と塩谷瞬の二股騒動の当事者である『園山?』何たらという女性は、共に自己顕示欲の強い、ただの目立ちたがり屋だと思っていました。

事実、美元の場合は、離婚騒動が長引けば長引くほど、テレビ出演ができ、園山?は急激にテレビ出演が増大しました。

私は、個人的には離婚とか二股とか、本来は恥ずべき話題にも拘らず、臆面もなく番組に出てくる連中が、反吐が出るほど大嫌いです。

 

ところが、美元の場合はそうでもないような感じなのです。高島の証言が事実だとすれば、彼女、頭がおかしいですね。普通の日本人にはない感覚です。

高島も結婚生活を始めて、すぐに気付いたのでしょうね。やばいのに関わったと・・・・。

芸能生活を断念してでも、別れたいとはよほどのことですね。

こういうのを見せつけられると、昔のお見合い結婚というのも、それなりに意味があったのだと考えさせれます。
老婆心ながら、若い諸君らはくれぐれも相手に気を付けて下さい。

 

 

ソフトバンク・孫正義

『ソフトバンク・孫正義』

 

私は、この人物を全く信用していません。

好き嫌い以前に、彼の人間性を疑っています。

 

もちろん、今日彼が実業家として成功を収めていることは、一定の評価をしなければなりません。しかし、彼の経営手法が、私の価値観と相容れないこともさることながら、あるテレビ番組で、彼の立場から鑑みてあるまじき発言をしたことが、私に不信感を抱かせました。

 

時間的な齟齬が有った場合は陳謝します。

 

たしか、2000年の1月の末頃だったと記憶しています。

テレビ朝日の報道ステーションの前身である『ニュースステーション』に彼は出演しました。

 

前年の12月だったか、『ヤフー』の日本法人が、日本市場で史上初の1株1億円の値を付け話題となっていました。時は、ITバブルの真っ只中で、関連企業の上場ラッシュが続いていました。

当然、番組内でヤフー株の話題にもなったのですが、そのとき彼は耳を疑う発言をしたのです。

 

『ヤフー株はまだまだ上がります。私なら、預金を下ろしてでも、金を掻き集めてでもヤフー株を買います』

 

『え?』

と思いました。これって、証券取引法かなんかに抵触しないのだろうか・・・・。

ご存知の通り、ヤフーの親会社は彼が社長を務めるソフトバンクです。ヤフーの内情を良く知る立場にある彼が、株が上がるから買えと言っているのです。

 

これって、もし彼もしくは彼の家族、関係者が保有しているヤフー株を高値で売り抜けようとしての発言ならば、立派なインサイダーになるのではないかと思います。(彼自身、もしくは家族、関係者がヤフー株を保有していたかどうかは知りませんし、そのような悪意があったとは思いませんが・・・・)

 

たとえ、法律には抵触しなくても、道義的には問題発言です。

 

ところが、当時司会者だった久米宏氏も、ただ頷くだけで、戒めようとしませんでした。

その後、番組内で不適切な発言があったとの謝罪があったかどうかはわかりません。

ですが、たとえあったとしても、非難は免れないと思います。

 

さて、肝心のヤフー株ですが、孫氏の発言を受けたかどうかは別として、その後やや値を上げたものの、2月に最高値を付けた後は値下がりを続け、4月には株式分割を補正した株価で約1/2に、さらにITバブルの崩壊により、一時ですが実に最高値の1/20にまで下落したのです。

 

彼の発言を真に受けてヤフー株を購入した人は、どうなったでしょうか?

むろん、その後一旦は値上がりしていますから、中には上手く立ち回って儲けた人もいるでしょうが、多くの人は大損をしたのではないでしょうか。

だとすれば、いったい彼は、それらの人々に何と言い訳するのでしょうか?

 

もっとも、根本的に、

『儲けたから良い、損したから申し訳ない』

という類の話ではありません。

彼の立場からすれば、決して口に出してはならない言葉だったのです。

 

彼は、ただ単に無邪気な軽口を叩いただけなのかもしれませんが、そうであったとしても、自分の立場を弁えず、無責任な発言をした彼の人間性を、私は信用する事が出来ないのです。

 

 

小沢一郎

今日は、重大な判決があったので、それをテーマにしたいと思います。

 

今朝、小沢氏に『無罪』の判決が出ました。これに関しては、至極当然のことで、もし有罪にでもなれば、司法の自殺となったことでしょう。

 

まず、私の立場を明らかにしておきますと、個人的には反小沢です。理由は、感情的なものではなく、彼の政治姿勢や手法、政策が私の哲学と相容れないからです。これに関しては、今後も触れることがあると思います。

 

しかし、個人の立場や感情と、法とは全く別物です。ところが、世論は混同しマスコミは迎合する。小沢憎しで凝り固まっているとしか思えません。

まず、今回の嫌疑である、『政治資金収支報告書の虚偽記載』は、本来東京地検特捜部が動くような犯罪ではなく、修正申告で済む話です。

 

それを特捜が動いたということは、結果的に小沢氏側の『政権交代阻止で一致した官僚の陰謀』という主張もあながち間違いではない気がします。

結果は、不起訴になったのですが、国民感情がそれを許さず、検察審査会による起訴となったわけです。

これはもう裁判の体をなしてはいません。『疑わしきは罰せず』というのが裁判の原則であり、確たる物証もないどころか、状況証拠も薄く、ただ小沢氏の悪のイメージが先行しての起訴であるとしか思えません。

そして、唯一の拠り所だった元秘書である石川被告の供述も、捏造というか誘導性が高いということで、証拠不採用になってしまいました。なんという御粗末さ、まさに茶番劇です。

 

とはいえ、小沢氏は全くの無罪放免というわけではありません。民間人であれば、これで終了ですが、公人である小沢氏には刑事的責任とは別に、政治的責任というのがあります。元秘書が三人も逮捕されたという道義的責任もあります。

元々、彼が国会などで資金の流れについて明確な説明をしていれば、検察審議会による起訴などありえなかったわけですから・・・・。

 

自民党は、引き続き国会での証言を求めて行く方針のようですが、もし小沢氏が裁判での無罪を盾にしてこれを無視し、今後この問題に一切に口を噤むのであれば、国民に出来る残りの手段はただ一つ。政治的、道義的責任を問う形で、選挙で落選させることです。それが、民主国家の正しい方法です。

ただ、地元、岩手県での小沢氏の地盤は磐石でしょうから、彼は落選しないでしょう。しかし、彼を取り巻く議員たち、とくに小沢チルドレンと言われる議員たちを落選させることは可能です。そうして、小沢氏の政治的影響力を小さくし、事実上政治生命を絶つのです。

もう一度言いますが、あくまでも小沢氏が、明確で合理的な説明をしなかった場合ですよ。

 

本来、小沢グループの議員たちが、本当に小沢氏の無罪を信じていたのなら、国会で説明するよう進言しなければならなかった。それもせず、ただ裁判で無罪になったからといって、鬼の首でも獲ったかのような態度には虫唾が奔ります。半ば、彼らも同罪のようなものです。(言い過ぎかな・・・・?)

 

さて、私の親族らも皆小沢嫌いのようで、彼のニュースが報道されると、一応に批判を始めます。たいていが金に汚いという言い分なのですが、そういう親族たちに私は必ずこう問うのです。

『金にきれいで女性問題も無い、いわゆる清廉潔白だが無能で国益を損ねる首相と、愛人を囲い賄賂の臭いもするが、国益を図ることのできる有能な首相と、どちらが良いか。例えば、5億円ぐらいの賄賂を貰っても、1000億円の国益を生めばどうか、1兆円ならどうか・・・・』と。

 

誤解のないように言いますと、鳩山氏も菅氏も決して身奇麗ではありません。鳩山氏は、いわゆる御小遣い問題がありましたし、菅氏には外国人からの献金問題があります。また一方で、小沢氏の政策が国益に資するとは思えませんので、この三人を例えているわけではありません。あくまでも、究極のたとえです。

 

 

すると、親族たちは一応に黙ってしまいます。鳩山氏や菅氏が、あまりにも無能だったことをあらためて認識し、ロッキード事件で逮捕された田中角栄氏を思い出すのです。

親族らは、田中角栄氏には今でも好感を抱いているようで、私の問いに自己矛盾を感じるのです。

 

しかし、とかく日本人は軽微な事に神経質過ぎます。政治家に聖人君主を求め過ぎます。世論を反映してか、マスコミも収賄などの重罪ならともかく、収支報告書の記載ミスなどの形式犯や女性問題で、すぐに政治家を叩きます。その結果、清濁併せ呑む豪放磊落な政治家がいなくなり、小粒で胆力のない政治家ばかりが残ってしまいした。

日本国内だけの問題であれば、それでも良いでしょう。しかし、想像して見て下さい。

いくら東大出身で頭脳明晰でも、純粋培養のもやしっ子のような政治家が、北朝鮮の金正日(亡くなりましたが)、中国の胡錦濤、ロシアのプーチンら、まるで悪の権化のような曲者を相手に、丁々発止の駆け引きをして、日本の国益を守る交渉が出来ると思いますか?

少なくとも、鳩山氏や菅氏では、無理だとわかるでしょう。彼らなら、まだ小沢氏の方がましです。

 

現実に、普天間問題で日本がどれだけの国益を損ねたか、考えて見て下さい。いや、鳩山氏の考えは、正しいのです。私も支持します。ですが、方法論とコンセンサスがないまま独断専行してしまうこの幼稚さ。これが国益を損ねるのです、非常に危ういのです。

 

小粒になったのは、政治家だけではありません。官僚も、財界人も同様です。それはつまり日本人自身の質の低下ということなのでしょう。このままでは、日本の未来は暗いと言わざるを得ません。

起死回生の方法は、ただ一つ、教育です。国家百年の体系は教育しかありません。それについてはいずれまた・・・・。

 

さて、またマスコミ批判を一つ。

テレビ朝日の『ワイド・スクランブル』。これには唖然としました。

トップの話題が、『小沢氏の判決』でもなく、『京都の警察による被害者リスト漏洩問題』でもなく、『長谷川理恵の熱愛』だって・・・・。しかも、妊娠?という話題です。呆れて物が言えません。

内容から、もし彼女が妊娠していれば、これって完全に二股ですよね?

妊娠していなくても、二股の可能性が高いし、二股でなくても、別れて二ヶ月ですよね?しかも、彼女は神田正輝氏とは結婚を切望していたわけですよね?

それが、簡単に気持ちの切り替えが出来るのですか?

恋多き女?誤魔化しに過ぎません。反感を覚悟で言えば、私の目には単なる『色情女』にしか映りません。

 

それを、出演者は、挙って満面の笑顔を浮かべ、祝福モードで放送している。ただ一言だけ、福岡翼?氏のコメントを流したときに、『二股・・・・』という言葉が出ましたが、スタジオではそのことに触れませんでした。

これらが異様な光景に映ったのは私だけなのでしょうか?私の神経の方が異常なのでしょうか?

国民の関心があるようなので、放送自体をどうのこうのと言っているわけではありません。百歩譲って祝福モードでも良いでしょう。しかし、せめて上記の重要な話題の後にしてもらいたかった。そうでないと、二つの話題の重要性が著しく薄れてしまう。彼女の話題の後では、法廷問題や、警察の不祥事の真実が伝わり難くなる弊害が出てしまいかねない。

 

私は、芸能ニュースと政治や事件のニュースを同一番組で扱うことに反対ですが、もし扱うのであれば、放送の順番を考慮するとか、深刻な事件と芸能ニュースの間にはCMを挟むとかの配慮をしたうえで、視聴者に混乱や誤解を生じさせない放送に取り組んで欲しいと思います。

 

古い話ですが、かつて社会評論家の大宅壮一氏が『一億人総白痴化』という流行語を生み出しましたが、昨今の番組の質の低下を見るに付け、当を得ているようで、暗澹たる思いになります。

 

もっとも、若い世代のテレビ離れは顕著ですし、案外彼らはインターネットなどで真実に触れているような気もします。それがせめてもの救いでしょうか。

 

 

田原総一郎と川淵三郎

日本最あっぱれ列伝

今回は、前回の『喝』の裏返しで、『あっぱれ』を取り上げたいと思います。

題して『日本最あっぱれ列伝』です。

 

『あっぱれ』となると、これまた候補は多数なのですが、前回のテーマだった『マスコミ』繋がりという観点から二名を取り上げました。

 

ジャーナリストの田原総一郎氏と、日本サッカー協会名誉会長・川淵三郎キャプテンです。

田原総一郎氏は理解できるとしても、川淵Cがなぜ?と思われるかもしれませんが、ちゃんとマスコミ繋がりの『あっぱれ』があるのです。

 

 

まず、田原総一郎氏です。

民主主義の根幹の一つに『言論の自由』というのがあります。日本は、中国や北朝鮮などの独裁国家とは違い、政権批判を始め、自分の主義主張を自由に述べることができます。むろん、自己責任の許に差別的な言葉や、名誉毀損には注意しなければなりませんが・・・・・。

しかし日本にも、ほんの二十数年前までは、この当たり前である言論の自由を標榜する裏で、厳然として公に論ずることが出来ない『タブー』が存在していました。

 

天皇(皇室問題)、宗教(カルト集団)、被差別部落、北朝鮮、暴力団・・・・これらのテーマについて、とくにテレビ局は自由に発言が出来ない状態でした。

何か一言でも批判しようものなら、それぞれ右翼団体、当該宗教団体、部落開放同盟、朝鮮総連、当該暴力団から圧力が掛かるからです。

テレビ局だけではなく、役員や制作担当者の自宅まで押しかけ、恐喝や嫌がらせを繰り返すため、面倒なことは避けたいという思惑から、自主規制を行っていたのです。

 

その分厚い壁を打破したのが、まさしく田原総一郎氏です。

ご存知の通り、今でも毎月放送されている『朝まで生テレビ』の放送開始です。当初は、深夜の1時ぐらいから、朝の6時くらいまで生討論をしていたと思います。この討論番組の中で、それまでタブーとされていたテーマを次々と取り上げていきました。

 

おそらく、相当な圧力が掛かっていたと推測されます。文字通り命懸けの挑戦だったと思います。それにも拘らず、果敢に切り込んでいった同氏の勇気には頭の下がる思いです。

むろん、同氏だけではなく、出演者や制作スタッフの勇気や苦労にも拍手です。

 

田原総一郎氏がいなかったら・・・・などと言うつもりはありません。同氏がやらなければ、いずれ誰かがやったことでしょう。しかし、五年から十年ぐらい遅くなったことは確実です。

そういう意味で、田原総一郎氏に『あっぱれ』です。

 

次に川淵三郎Cですが、

その前に、現在の日本のプロ野球界をどう思いますか?

最近、巨人がドラフト一位選手に高額の契約金を支払っていたことが暴露されました。

巨人サイドは、契約金、1億5000万円+出来高、5000万円は緩やかな基準にすぎず、上限ではないという苦しい抗弁をしましたが、仮にその言い分を認めたとして、基準が1億5000万円であれば、常識的な上限はいくらぐらいが妥当でしょうか。

 

人それぞれに思い浮かぶ額があるでしょうが、まさか7億から10億というのは想像外でしょう。倍額の3億というところが常識的な線ではないでしょうか。

つまり契約金、1億5000万円+出来高、5000万円というのは、世間の批判を逸らすための方便であり、実態は無制限だったというのが真実でしょう。

 

さて、ドラフトに纏わる暗部は、これに限ったことではありません。ともかく、巨人が自らの利益のために好き放題にごり押しをしてきた歴史があります。では、何時から巨人はこれほどまで傲慢になったのか。それは、渡邉恒雄氏が巨人のオーナーになった時期と見事に合致します。

氏はドラフト改革だけではなく、セパ交流戦、球団買収とさまざまな問題で物議を醸してきました。その反動から、巨人人気の凋落、視聴率の低迷、プロ野球の衰退いう結果を生み出したことも周知の通りです。

日本プロ野球は、故正力松太郎氏が創設し、巨人軍がその人気を牽引してきた功績は認めます。しかし、これだけ民主化が進んだ世の中にあって、巨人の相も変らぬ主人然とした態度には辟易します。

 

日本サッカー界は寸でのところで、そのプロ野球界の二の舞になるところだったと言えば、信じてもらえるでしょうか?

少々大袈裟かもしれませんが、その危険性は大いにあったのです。その窮地を救ったのが、まさに川淵三郎Cだったのです。

 

それは、Jリーグ発足前のことです。

クラブ名に企業の冠を付けるかどうかで、Jリーグ側と読売ベルディが対立しました。地域密着型を志向するJリーグ機構と、企業名を前面に押し出す読売ベルディ。

読売ベルディの親会社は、日本テレビ放送網。同局は、読売新聞グループの一員です。そうです、読売ベルディの主張は渡邉氏の意向に沿ったものだったのです。

 

この報に触れたとき、私は絶望的な思いになりました。

『これで、サッカー界もプロ野球界と同様、読売グループの玩具になる』と。

それはそうでしょう。何と言っても、渡邉氏は世界一の発行部数を誇る大読売新聞の会長。方や川渕氏は、当時はせいぜい上場企業の部長程度の貫目しかなかったのですから、到底抗することなど出来ないと思うのが当然です。

しかも、読売側はセパ交流戦や球団買収騒動時にも使った、例の『連盟を脱退して、新リーグを創る』と息巻いて、川淵Cを恫喝したのですから、尚更です。

 

ところが、私は心地良い裏切りに遭いました。なんと、川淵氏は最後まで恫喝に屈することなく、企業名を外すことに成功したのです。

肝心な点は、企業名を付けるか外すか、ということもさることながら、このとき読売グループの恫喝に屈しなかった、つまりどのような横槍にも応じないことを世間に知らしめ、日本サッカー界のクリーンなイメージを定着させたことなのです。

 

結局、日本テレビは東京ベルディの株を放出し、当クラブは衰退の一途を辿ります。

レジェンド・三浦カズ、カリスマ・ラモス瑠偉、闘将・柱谷、突貫小僧・北澤、そして夜のハットトリッカー・武田・・・・彼らを擁して一時代を築いた栄光あるベルディは、今やJ2に低迷しています。

 

その後の川淵Cの業績には、賛否両論があるのは承知していますが、たとえ多少の失点があったとしても、あのときJリーグを読売グループから救った功績に免じて、氏に『あっぱれ』と言いたいと思います。

 

 

個人的には、二人ともあまり好きなタイプではありませんが、個人の感情とは別にして、彼らを賞賛したいと思います。

 

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