マスコミ

日本最喝列伝

今回は、日本のマスコミについて私見を述べたいと思います。

題して『日本最喝列伝』です。

『喝』、TBS・サンデーモーニングのスポーツコーナーで張本氏が喚く言葉ですが、私はマスコミに『喝』をします。

 

なぜ、マスコミが『喝』なのかと言いますと、マスコミは第四の権力だという自覚が無く、その使命を果たしていないからです。

 

さて、マスコミを取り上げるからには、いい加減なことは書けません。私見とはいえ、本腰を入れて批判するつもりですので、当然今回だけでは収まりません。今後、数回に渡って批判を展開して行くつもりです。

 

まず、大前提として、現在の状況を見れば、日本はあらゆる分野で制度破綻を起こしているのは周知のとおりです。

三権・・・・立法府である国会(政治)、行政(官僚)、司法はむろんのこと、経済界、芸能界、スポーツ界とほとんどの世界で腐敗と幼稚化が進み、このままでは日本の地盤沈下は止め処が無いでしょう。

 

一言で言えば、戦後復興システムの金属疲労であり、それを修復できない無能で無責任な政治家を持った国民の悲劇と言えるでしょう。さらに言えば、明治以来の中央集権システムが終焉しているにも拘らず、それに目を伏せてきた、あるいは自己保身に奔走し、政治家を誑かしてきた高級官僚の謀略の結果でしょう。

 

それに拍車を掛けて来たのがマスコミです。この場合のマスコミというのは、大新聞、テレビ局を指します。

 

本来権力の番人であるはずのマスコミの体たらくは、犯罪であるとさえ言えます。

何が犯罪なのか?

政治家をあるいは官僚を批判せず、彼らの言い分をそのまま垂れ流していることです。

これはもう絶望的な状態にまで腐敗しています。

 

また、真実を報道しない。いや百歩譲って真実まで追求しなくても良いとしましょう。だが、事実はすべからく報道しなくてはならないのに、それをしない。むろん、取捨選択はあって然るべきですし、より社会的に影響力のある事柄を優先するのも当然です。

 

しかし、今のマスコミの報道基準は自社の利益に資するかどうかという一点で判断しているような気がしてならないのです。己の不利益になることは一切口を噤む。たとえば、自社社員の犯罪は一切報道しない。自社どころか、同業他社の不祥事もなかなか報道しない。つまり、明日は我が身ということで、談合しているのです。

 

いかに民間企業であり、利益を追求するのが本分とはいえ、マスコミはただの民間企業ではありません。国民に事実を知らせる使命というものがあるはずです。彼らは、その意識がほとんど無いといっても過言ではないでしょう。

 

また、強い者には屈し、弱い者は必要以上に批判する。

些末な例ですが、少し前にある人気アイドルグループの一員の家族が不祥事を起こしました。軽犯罪で警察に逮捕されたのです。ですが、このニュースは一切報道されませんでした。本人が罪を犯したわけではないので、報道しないならそれでも良いでしょう。

ところが、同じような事件で、他の芸能人の家族の場合は報道されています。

となると、基準はいったいどこにあるのか?という疑問が浮かびます。タレント自身に人気があり、所属事務所あるいは関係者が、マスコミに影響力があれば看過するのではないか、という穿った見方をせざるを得ません。

 

島田紳助氏の問題もそうです。本当にマスコミは、彼と暴力団の関係を知らなかったのでしょうか?

知っていて、テレビ局は自社の番組に穴が空くのを恐れ、あるいは所属事務所の力を恐れ、暴力団を恐れ、目を瞑っていた。これが真実なのではないでしょうか。

 

いや、そういう理由で看過していたのなら、それは『可』としても良いでしょう。私だって、暴力団は怖い。サラリーマンですから、暴力団の恫喝に安い給料は見合いません。

しかし、そうであれば、是非『当社は、強い事務所には屈します。暴力に屈します』という看板を掲げて放送したり、新聞を発行したりしていただきたい。

 

私が嫌悪を抱くのは、実際はそうでありながら、まさに正義面をして、報道していることです。厚顔無恥とはこのことです。

 

彼らはまた、圧力団体を恐れ、事実を報道しないこともありますし、強力なスポンサーの不祥事も看過したり、極々短めな報道に終始したりしたこともあります。

 

いったいどこの国の報道機関かと疑うほど、他国の目を気にし、あまつさえ彼らの意思の

代弁までもする。

 

最も重要な使命であるはずの政治権力に対しては、批判どころか迎合する始末。

 

このように、この問題は根が深く、今回は取っ掛かりとしての表層的な批判に抑えました。次回以降はもっと深く掘り下げて行くつもりです。

 

 

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