『恐るべしSMAP』

『恐るべしSMAP』

SMAP、ここ二十年近く日本のトップアイドルグループですが、私はこれまでなぜこの五人がこれほど人気が持続できるのかわからなかった。というより関心もあまりなかった。

メンバーを一人一人見てみると、木村拓哉はずっとドラマの高視聴率男の異名を取っているし(最近はそうでもないし、時代劇は駄目という評価もある)、香取、稲垣、草彅もそれぞれドラマや映画で活躍し、中居はさらにMCとしても才能を発揮している。

だが、本業?ともいうべき、音楽の世界で言えば、はっきり言って歌は下手である。木村がまあまあという程度で他の四人は日本の歌手の平均レベル以下だと思う。ヒット曲にしろ『世界で一つだけの花』など数曲あるが、同じジャニーズ事務所所属の『嵐』に比べれば少ないのではないかと思う。

ではなぜこれほど人気を持続できるのか?
その答えがわかったシーンがあった。昨日放送の『SMAP×SMAP』の放送で、ゲストにベストセラー作家の百田尚樹を迎えてショートショートのストーリーを書くというコーナーあった。最初の場面設定を百田が書いて、後を五人と百田自身が続けて書くという設定だったのだが、SMAPの五人が書いた文章が皆素晴らしいものだったのだ。

私は趣味で小説を書いているので、文章の評価はできると思っている。というより、自分の文章力と比較して評価ができる。百田も評価していたが、稲垣の文章が秀逸で百田より上だったと思う。他の四人は草彅がやや劣るものの、木村、中居、香取の作品も優れたものだった。

時間をどれだけ費やしたのか、また途中で百田の添削やアドバイスはなかったのか、など
不明な点はあるが、それぞれが自力で作品を仕上げたのであれば、優れた才能の持ち主たちということになり、そこから類推すれば、文章力だけでなく、表現者としての才能も豊かであると見て取れるのだ。

さすがにSMAP、恐るべしSMAPを再認識した夜だった。

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