ロンドン五輪・総括

 猛暑に加え、連日の五輪視聴で慢性的な寝不足、そしてお盆中の飲酒も重なり、体調を崩していました。田舎の漁師村ですので、毎晩、いや毎日昼間から酒宴に誘われ、酒好きの私としては断れなかったと言う次第です。

 さて、ロンドン五輪も閉幕して一週間が経ちました。いまさら、とは思ったのですが、一応簡単な総括をしてみました。

 結論から言いますと、私の金メダル予想はずいぶんと外れました。赤面の至りです。
特に柔道は無残と言う他ありません。水泳もメダルと言うことで言えば、過去最高でしたが、金メダルは0個に終わってしまいました。

 金メダル予想をしておきながら、こういうことを言うのもなんですが、元来私はメダルの色には拘りませんし、メダルそのものにも拘る者ではありません。金メダル予想は、いわば五輪を楽しむための一つのアイテムに過ぎなかったのですが、五輪後のマスコミやJOC関係者の発言を聞いていて、腹が立つと言うか、違和感を覚えましたので、一言嫌味を言いたくなりました。

というのは、今回のロンドン五輪、金、銀、銅の獲得総数は38個と、過去最高でした。これ自体は事実ですから、何の文句もありませんが、それをことさら強調、自負する連中には腹が立ちます。

過去最高と言っても、アテネ五輪の37個を、僅かに1個上回っただけで、金メダルに限って言えば、アテネ五輪の16個から7個と、半減以下になっているのが実情です。もう一度言いますが、私自身は金メダルに拘る者ではありませんが、そうかと言ってメダル総数だけを誇張する輩には虫唾が奔るのです。総数を誇るのは結構ですが、同時に金メダルが半減した原因も分析しなければ、この先の五輪は楽観視できないと思うのです。
く○マスコミならいざしらず、JOC関係者までが、強化の成果ばかりを誇張する姿勢には甚だ疑問を抱きます。

さて、今回の五輪で目を覆うばかりの凋落を見せたのが柔道です。原因は以前にも書きましたが、今後もこの傾向は続くと思います。少子化に加え、サッカーを始めとするボールゲームや個人種目としては水泳などに子供たちが流れるからです。柔道やレスリングと言った格闘系の種目は、いっそう敬遠されると思います。今回、レスリングとボクシングで、村田と米満という何十年ぶりの金メダル獲得者が出現しましたが、私には一過性の現象に思えてなりません。
男女のサッカー躍進は嬉しいニュースですが、一方でかつてお家芸の種目は衰退を余儀なくされるでしょう。

最後に、今回のロンドン五輪はボクシングでの買収問題や、体操、柔道などでの逆転判定など、様々な問題点が浮き彫りなった大会でした。なかでも、男子サッカー3位決定戦後の、韓国人選手の政治的アピールには呆れました。未だに、かの国は野球のWBCも五輪も自国のアピールの場でしかないようで、怒りを通り越して哀れみさえ覚えました。この件については尖閣諸島問題も含め、次回にじっくりと持論を述べたいと思います。

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