阪神は巻き返せるか:プロ初先発の藤浪は本物だ

『阪神は巻き返せるか:プロ初先発の藤浪は本物だ』

昨日のヤクルト戦、藤浪晋太郎が先発しました。結果は敗戦投手なりましたが、6回を3安打、2失点、自責点1、7奪三振は見事という他ありません。四球は多かったですがね。

特に、プロ初先発の第1打者を打ち取ったのにもかかわらず、エラーで出塁させてしまうという最悪のスタートとなったのを1失点で押さえるあたりは非凡でしょう。百戦錬磨の投手でも、先発した試合の第1打者への投球というのは緊張するそうです。

それが、高校を卒業したばかりのプロ初先発で、味方のエラーで出塁を許したのです。安打や四球であれば自分の責任ですから納得もできますが、エラーというのは精神的に相当落ち込み、動揺したことでしょう。

その後も、ランナーを出しながらも、本塁打を打たれるまで最少失点で押さえ込みました。
上々の出来で、本物であることを証明しました。むしろ、トントン拍子に押さえ込むより、彼の真価がわかったようで、将来の飛躍を確信しました。

できれば、打線が援護してやって初勝利をプレゼントしてやれれば最高だったのですが、こればかりは相手があることですので、ままなりませんね。首脳陣はMLBのように球数限定で育成するようですので、10勝以上は難しいかもしれませんが、2,3年後の身体が出来上がった頃には、日本のエースになっているでしょうね。

明らかに、田中將や前田建とは器が違いますし、ダルビッシュ級であると思います。ダルビッシュの1年目は5勝ですから、藤浪も5勝以上で御の字ではないでしょうか。

さて、サッカーの方にも明るい話題があります。私は期待している豊田、柿谷が順調に活躍しています。豊田は磐田戦でハットトリックし、4試合で6ゴールと得点王争いのトップに立っています。

長年、スポーツを観察していると、突然に覚醒というか確変するのがわかります。長友しかり、香川しかりで、最も顕著だったのが、W杯でのなでしこジャパンでした。なでしこジャパンは大会に入ってから一戦毎に成長していったのが、手に取るように分かりました。

豊田もそのゾーンに入ったようです。彼はユース時代、あの怪物平山の影に隠れていましたが、大変に期待されていた選手でした。185cmの長身のわりにスピードがあり、足元の技術もそれなりでした。それなりというのは、大型FWの選手にしては確かな技術があるということです。

しかしながら、プロになってからは鳴かず飛ばずで、このまま埋もれてしまうのかと思っていましたが、どうやら大器晩成型だったようで、早熟型だった平山と入れ替わるように頭角を現しました。このままの調子で、リーグ終了時に25ゴール~30ゴールを挙げているようだと、本格的に覚醒をしたということでしょう。

何度も書きましたが、ザッケローニ監督は1トップには、スピード型より、キープ型の選手を起用していますので、本来エースの前田が不調の現在、今年の活躍次第では、前田に取って代わる、いや少なくともハーフナー・マイクと代表を争う存在になりそうです。
ちなみに、そのハーフナーもオランダでミニ覚醒中ですね。この三人が高いレベルで競ってくれれば、非常に楽しみではあります。

一方、私のお気に入りの柿谷は順調そのものです。いまや、主軸としての自覚も十分で、チームを牽引しています。こうなると、返す返すも失った3年が惜しまれますね。彼が香川のようにサッカーに、人生に真摯に向き合って精進を重ねていたならばと思うと、忸怩たる思いになります。

むろん、まだ23歳ですからこれから努力を重ねれば、香川に追いつくことも可能ですが、何事にも時節というのがあります。スポーツ選手は特にそうで、学ぶ時期に学ぶべきことが決まっているのです。人間の脳の成長に合わせ情報や知識を習得するのと同じです。

スポーツでは『ゴールデンエイジ』といって、8,9歳頃~12歳頃までの運動能力が急速に発達する、まさに育成のスイートスポットで、一生のうちに二度と現れないスキル獲得の時期があるのですが、同様にユース年代にはスキルと同様、学ぶべき哲学があるのです。

哲学というのは堅くなりますが、要は精神面での成長が必要なのです。柿谷はその大事な時期を怠慢に過ごしてしまったのです。3年という年月を無為に過ごした代償は大きく、たとえば、現在の柿谷の姿は本来、三年前の20歳のときの姿とも言えるのです。

Jリーグであれば、さほど問題にはなりませんが、欧州移籍という観点からいえば、その後のステップアップにとって、この3年の遅れは大きな障害となります。香川のようにトントン拍子にステップアップは難しくなるでしょうね。

ただ、長友のような例もありますから、できれば今夏にドイツの中堅クラブに移籍して欲しいものです。そうすれば、来季の活躍次第で、一気にビッグクラブへの移籍の展望も開けるというものです。藤浪晋太郎がテーマでしたが、サッカーへのコメントが長くなってしまいました。

このブログを書いている途中に、『あちゃー』というまるで、4月1日、エイプリルフールのようなニュースが飛び込んできました。長嶋と松井に国民栄誉賞の授与ですって・・・・。
正直にいって、まじかよーという感じですね。これについては明日に書きます。

 


どうする日本、どうなる世界

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