阪神和田監督は凡将

『阪神和田監督は凡将』

私が阪神戦を見なくなった理由に一つとして、阪神の監督が無能だったこともあります。野村監督の時代、成績は最悪でしたが、その采配は納得のゆくことが多かった。星野監督は采配というより人間的魅力があったので、見ていて楽しかった。

ところが岡田監督になって、面白みに欠けた試合が多くなりました。教科書通りというか、
馬鹿の一つ覚えのような采配ばかりでした。それは納得というより、見え見えの采配でした。

真弓監督になると、もう呆れた采配で、まるで素人監督ののようでした。同時期、中日の監督だった落合と比べると、それこそ月とスッポンほどの力量差がありました。私は個人的には落合博満という人間がたい嫌いです。

ですが、『感情と評価は別』という私の哲学から言えば、落合は最上級の監督だと評価せざるを得ません。岡田は2008年の例の13.5ゲームをひっくり返された、世紀の大逆転で巨人に優勝をさらわれた責任を取り、真弓は成績不振でそれぞれ辞任しました。

そして昨年、監督に就任したのが和田でした。昨年はほとんど試合を見ていませんでしたが、今年は藤浪の影響で、しばしば見ています。これまでは、可もなし不可もなしというところでしたが、本日29日の広島戦を見て、和田監督が凡将だということがはっきりしました。

というのも、六回の広島の攻撃でした。4-1でリードしていて、2アウト1.2塁で広島の打者がライト前のヒットを打ちました。2塁ランナーはホームインしたのですが、ライトの福留の機転で、2塁ベースをオーバーランしたランナーを2.3塁間に挟んだのですが、鳥谷がランナーにタッチしたところで落球し、4-2になり、なお2アウト2.3塁のピンチが続いたのです。

問題はここです。和田は秋山投手に代わって鶴投手を送り込んだのです。これが間違いなのです。今年阪神は7回・安藤、8回・福原、9回・久保というリリーフの順を組んでいます。

場面は6回・2アウトですから、安藤は使えないということなのでしょうが、これが間違っているのです。本来4-2で終了しているところが、鳥谷の凡ミスでランナーを残したのです。雰囲気は悪く、流れは広島に行っています。このような場面は生半可な投手で抑えることは難しいのです。

ですから、本来なら力のある福原を出ずべきなのですが、準備が出来ていないでしょうから、せめて安藤にするべきなのです。安藤が一人抑えたら、7回は安藤でも鶴でもかまいません。落合監督であれば、間違いなくそうします。私は何度もそのような采配を見てきました。そこが落合の凄さなのです。

仮に鶴を将来、セットアッパーもしくはクローザーとして育てるのであれば、この起用で結構ですが、彼は先発型の投手で、ローテーションから外れたため、リリーフとして起用しているはずです。そうであれば、彼にあの場面は酷でした。

和田監督は、そういった思い切った采配ができない。つまり、『機を見て敏』、『臨機応変』な采配ができないのです。安藤の準備ができていなかったというのは理由になりません。秋山は2アウト、1.2塁のピンチを作っています。鳥谷のエラーではなくて、広島のランナーが自重していれば、なおもピンチは続くのです。

私はその場合でも安藤を出すべきだと思っています。6回のピンチを切り抜けられれば、流れは少なくとも中立に戻り、7回は鶴でも大丈夫だと思うからです。結果、鶴はタイムリーヒットを打たれ、同点となりました。

もちろん、安藤でも打たれたかもしれませんし、鶴が抑えることもあるでしょう。ですから結果論ではなく、その場その場で、最善策を採ることが肝要なのです。それがファンも選手も納得するというものでしょう。

試合は、9回の表に阪神にまたも凡ミスが出て負けました。得てして野球とはそういうものです。負けたから言うのではありません。仮に勝っていても、6回の采配は間違っていると思います。いや、間違っているというのは言い過ぎかもしれませんが、最善の策ではないと思います。

問題は、和田監督をはじめ阪神首脳陣がどう考えているかです。何も感じなのであれば、今年の阪神も期待できないでしょうし、藤浪の登板する試合以外は見る気がしなくなるでしょう。

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